ほぼ1万円で買える! おやすみ前に使いたいマッサージ家電
エアバッグでふくらはぎをがつんと圧迫!「ゴリラのひとつかみ GRF-2401」(ドウシシャ)

2024年に発売され話題になっているのが、このふくらはぎケアアイテム。ふくらはぎに巻き付けてボタンを押すと強い圧がかかり、パンパンにむくんだふくらはぎをピンポイントでケアする。握力が500kgあるゴリラの名にあやかっている商品だけあり、ふくらはぎを締め付けるパワーには定評がある。強力ポンプとエアバッグが生み出す圧は、3段階の「弱」でも十分に強い。シンプル操作で寝る前のリラックスした時間にぴったりだ。
「ギュウ〜と掴まれる感覚が痛気持ちよくて、気づいたらやみつきになっていました。これを使うと、取材などで歩き回った日の脚のだるさもスッキリ。私は一番強いモードで使いますが、初心者の方は、弱から始めて徐々に強くしていくのがおすすめです」(藤山さん)
価格:5,500円(税込)
https://e-doshisha.com/gorilla_hitotsukami/
※医療機器ではありません
手に特化したグローブ型マッサージ器「ルルド ハンドケア AX-HXL1805」(アテックス)

15層のエアバッグが、手のひらだけでなく指1本1本を包みながらほぐすハンドマッサージャー。簡単操作で手のコリをほぐし、血行をよくしてくれる。手のひらの中央にフィットする指圧プレートによって、指を1本ずつ伸ばして引っ張る“指ぬき感”を再現しているのが特徴。強さは3段階で、ヒーター機能あり。疲れ具合や手の冷え具合に合わせて使い分けができる。
「手だけでなく指先まで揉んでくれるのが嬉しい。パソコン作業を始める前や寝る前など、手が冷えている状態でも、数分間使用するだけで内側からじわじわと温まってくる感覚があります。趣味のDIY作業の後にもよく使いますが、手への負担や筋肉痛も軽減できていると思いますね」(藤山さん)
価格:10,000円(税込)
https://www.atex-net.co.jp/products/lourdes/AX-HXL1805/
首から足裏まで! クッション型マッサージ器「マッサージクッション i-PUFFY MC161」(フジ医療器)

マッサージチェアのパイオニアであるフジ医療器が手がける、使い勝手抜群のマッサージクッション。計算され尽くしたゆるいカーブのデザインで、座っても横になっても、マッサージしたい部位に簡単に合わせることができる。首、肩、背中、腰、ふともも、ふくらはぎ、手のひら、足裏とほぼ全身に対応。揉み方のモードは2つで、部位や疲れ具合に合わせて切り替えられる。ヒーター機能もあり、温めながらの揉みほぐし体験が可能。
「ここのメーカーは、“マッサージ機器一筋70年”ですから、体のことを知り尽くしているという信頼感があります。体のカーブに合わせた形状になっていて、ツボに当たりやすいのが好み。もみ玉の動きが、背骨の両サイドを親指でグッと押してくれるような、人間の施術に近い感じがします」(藤山さん)
価格:10,890円(税込)
https://www.synca-wellness.jp/products/mc161/
自分に合うマッサージ家電を選ぶポイント
自分の体に直接あてる必要があるマッサージ家電は、家電の中でも特に「合う/合わない」の見極めが重要となる。藤山さんは「実際に試してみること」をポイントとして挙げる。
「使える部位や揉みほぐしの強度だけでなく、やはり使い心地が重要になります。マッサージ家電に限りませんが、世の中でどれだけ流行っていても、振動が気持ち悪いとか、くすぐったいとか、自分にはまったく合わない商品もあるので、量販店などで実際に試してみることをおすすめします。ネットのレビューも参考にはできるのですが、“サクラ”レビューが混ざっていることがしばしばあるので、注意が必要です」(藤山さん)
- 本記事の内容は2025年2月掲載時の情報となります。情報が更新される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

お話を聞いたのは●藤山哲人さん
ふじやま・てつひと/家電ライター。あらゆる家電を使い込み、性能を数値やグラフにすることを得意とする技術系家電ライター。測定器がなければ自作することも。「家電Watch」「文春オンライン」をはじめとする複数のWebメディアでレギュラーを持つ。テレビ、ラジオ、YouTubeへの出演など多方面で活躍中。人気番組「マツコの知らない世界」へは番組最多の6回出演を果たしている。
https://ameblo.jp/kaden-fujiyama/