ライフデザイン

【安眠・快眠家電】崩れた体内時計を正して心地よい睡眠を約束

なかなか寝付けない、朝起きられない……。多くの人が抱える睡眠の悩みを“体内時計を整える”ことで解消する、画期的な商品がある。『二子玉川 蔦屋家電』のコンシェルジュ前田国彦さんによると、これを一台、ベッドサイドに置いておけば、睡眠の質がグッと向上するという。

「光」「音」「香り」がキーワード

心地よい睡眠をサポートするために、睡眠医学と先進の科学で睡眠の質向上をめざす「BRAIN SLEEP(ブレインスリープ)」社と、“空気をデザインする”をコンセプトとした空調製品を手掛ける「cado(カドー)」社がタッグを組んで生みだしたのが、体内時計を整える「BRAIN SLEEP CLOCK」だ。

すっきりとしたフォルムが美しい「BRAIN SLEEP CLOCK」は、“CLOCK”と名付けられているが、時間を知らせることを主眼とした商品ではない。

「光」「音」「香り」。この3つを軸に、体内時計をコントロールすることで、心地の良い入眠と起床を促すのが目的の一台だ。睡眠の質が向上すれば、おのずと日中のパフォーマンスも向上し、仕事へも好影響をもたらしてくれる。

専用アプリで眠りをコントロールする

使用するには、専用アプリが必要だ。あらかじめ設定した就寝時刻になると、「BRAIN SLEEP CLOCK」は自動的にキャンドルのように灯る「1/fのゆらぎ」の光を発する。その光は心を穏やかにする効果がある。

アプリの中にはサウンドライブラリがあり、焚火の音や雨音、波の音といった入眠を促す「1/fのゆらぎ」のヒーリングサウンドが複数採用されている。この中から好みの音を選んで設定しておけばOKだ。

さらに、催眠効果のあるラベンダーやカモミールの香りを配合したアロマが、寝室に広がる。「1/fのゆらぎ」の「光」と「音」に包まれて、リラックスすると呼吸が深くなるので、豊かなアロマの香りをゆったりと嗅ぎながら眠りにつく、というわけだ。

「アロマディフューザーのようなものってお手入れが大変なんじゃないの? というご質問をよく受けるんですが、この商品はメンテナンスも簡単なんです」とコンシェルジュの前田さんが教えてくれた。しかも、ボトルの交換もラクラクだというから嬉しい。

時間が経つにつれ、灯りはゆっくりと暗くなり、眠りにつく頃には音や香りも消えていく。

まず、アプリで就寝時刻と起床時刻を設定する。光、音、香り、いずれも好みや部屋の広さに合わせて強さを変えられる。
アプリのサウンドライブラリには、さまざまな音源が採用されている。
専用アロマオイルのボトルの交換は、蓋についたマグネットでポンとワンタッチ。

太陽光に近い明かりで目覚めすっきり

体を目覚めさせるには、朝日を浴びるのがいい。とはいえ、眠たくて重たい体を起こし、カーテンを開けるのも面倒だ。

その点、「BRAIN SLEEP CLOCK」は、太陽光をヒントに開発した光を、起床時刻に向けて少しずつ強めていく。同時に、事前にアプリで設定したすがすがしい音も次第に音量を上げていく。レモンやローズマリーなどの精油をブレンドしたフレッシュアロマも心地よい目覚めを促してくれる。

朝方は眠りの深いノンレム睡眠と浅いレム睡眠が20分おきに訪れる。もし起床時刻とノンレム睡眠のタイミングが重なると、目覚めるのがしんどくなる。そこで、起床時刻の20分前から徐々に起床を促す「光」「音」「香り」が働きかけ、眠りの浅いタイミングで心地よい自然な目覚めへと導いてくれるのだ。

「目覚まし時計の音で『あぁ、うるさい!』って言いながら不機嫌に目覚めるのではなく、視覚、聴覚、嗅覚にアプローチして体内時計を整えることで、気持ちよく眠って、心地よく起きることができるのが、この商品の最大のポイントなんです」と前田さんが太鼓判を押してくれた。

専用アロマオイルは、入眠へと導く「SLEEP」と起床を促す「AWAKE」で1セット(別売り)。

■「BRAIN SLEEP CLOCK」

価格:4万4000円

  • 専用アロマオイル(SLEEP/AWAKE)は
    別売り3850円
本体サイズ:直径約109×高さ約209mm
重さ:約400g
電源:AC100V 50-60Hz
付属品:USBケーブル約0.9m、USB電源、取扱説明書(保証書)

●専用アロマオイル(SLEEP/AWAKE)
容量:20ml
交換目安:最大噴射約3か月、最小噴射約1年程度

お話を聞いたのは●前田 国彦さん

まえだ・くにひこ/『二子玉川 蔦屋家電』コンシェルジュ。確かな商品知識で、ニーズに合った提案をしてくれる。

『二子玉川 蔦屋家電』
東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズS.C. テラスマーケット
TEL:03-5491-8550
営業時間:10時~20時
休:年中無休(元日をのぞく)

取材・文●戸羽 昭子 撮影●小禄 慎一郎(2024年11月掲載)

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