マンションを【売却】するタイミング
まず、マンションを売却するタイミングは一般的にいつ頃と言われているのでしょうか。いくつか例をみてみましょう。
【築10年以内の割合が多い】
マンションの売却にあたっては、築10年以内に行っている割合が多く見られます。国土交通省が発表している不動産価格指数をみても、マンションの価格は戸建てと比べ上昇傾向にあるため、築年数が浅いうちに高値で売却したいという方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、「古い物件をリーズナブルに購入し、自分好みにリノベーションしたい」というようなニーズもありますので、築年数が10年以上の物件を住み替える場合でも心配することはありません。
【修繕積立金が増額される前】
国土交通省が発表している「マンション大規模修繕工事に関する実態調査(2018)」によると、初回の大規模修繕はおおむね築13年から16年ごろに行われることが多いことが分かります。大規模修繕工事を行った後に、修繕積立金が高くなる計画を設定している場合が多いため、売却を考えるなら大規模修繕工事が行われる前をタイミングの目安にするという考え方があります。ただし、修繕前より修繕後の方が見栄えもよくなり売りやすいこともありますので、その見極めが重要となってきます。
マンションを【購入】するタイミング
では、マンションを購入するタイミングはいつが良いのでしょうか。
【買いたい物件に出会った時】
マンションに限らず、中古住宅の購入を検討する際、完全に同じ物件はないため、自分が買いたいと思えるマンションに出会った時がずばり一番良いタイミングと言えます。ただし、購入の際に住宅ローンを利用するなら、金利が低い時がメリットを受けやすいですので、合わせて金利の動向もチェックしておきましょう。
【ライフステージが変化した時】
ライフステージが変化を迎えるときは購入タイミングの一つです。例えば、子供の成長をきっかけとするなら、数年先の「入学時に」もしくは「卒業時に」というイベントごとの目標も立てやすく、そのタイミングに向かって貯金をするなどの計画を立てることもできます。また「退職」を機会にリタイア後の生活を楽しむための住まいを購入する方も少なくありません。
- 掲載記事の内容は2022年7月制作時点の情報に基づきます。
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