部屋をおしゃれに見せる照明の選び方を教えてください。(50代男性)
おしゃれなインテリアの基本は「光の組み合わせ」です
照明は「ひと部屋にひとつ」と思っていませんか?おしゃれなライティングの基本は「一室多灯」にあるのです。さて、あなたは今お部屋でどんな照明をお使いでしょう?「天井に大きめの照明をひとつ」という方がほとんどではないでしょうか。確かに日本の住宅では、「照明はひと部屋にひとつ」というのが一般的。けれどショップやホテルなどのライティングでは、もっとたくさんの照明が使われています。そう、おしゃれなインテリアの基本は、複数の照明を使った「光の組み合わせ」にあるのです。
実は照明にはたくさんの種類があります。大きく分けると「全般照明」と「部分照明」のふたつ。そしてこのふたつの照明を組み合わせることが、インテリアをよりおしゃれに魅せる上手なライティングの基本中の基本なのです。

均質に明るくしすぎない。「光」と「影」を楽しんで
全般照明と部分照明を組み合わせたライティングがなぜおしゃれに見えるのかというと、それは空間に「明るいところ」と「暗いところ」が生まれるため。空間の暗いところ、つまり「影」の部分がお部屋に奥行きを持たせ、立体的な空間を演出するからです。だからこそお部屋全体を照らす全般照明は、影を残すよう少し暗めにするのがコツ。
そしてその部屋でどう過ごすのかを考えながら、影になった壁や天井、コーナーなどの数か所に明かりを置いていきます。まず真っ暗な部屋を想像し、ひとつずつ明かりを足していくと考えやすいかもしれません。お部屋の隅々まで均質に照らすのではなく、必要に応じて明かりを置き、光と影のリズミカルなグラデーションを楽しんでください。

デザインのこと
実際に照明を選ぶとき、いちばん気になるのがやはりデザイン。インテリアとしての昼の顔はもちろん、照明器具としての夜の顔も要チェックです。というのも照明はシェードの形や向き、スリットの入り具合といったデザインによって、照らすことのできる光の範囲が変わるからです。
つまり、デザインによって使用場所の向き不向きが決まるということ。照明を選ぶときはまずどこで使うのかを考え、光の範囲をしっかり確認することが大切です。
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この記事の担当者

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