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住宅設備メンテナンス

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住宅設備メンテナンス

あなたのお部屋は大丈夫?
故障した時につらい思いをしないためにも、住宅設備の耐用年数、故障した場合のリスク等を事前に確認しておく必要があります。

お部屋のなかにはさまざまな設備があり、その一つひとつが日々の暮らしを支える重要な役割をもっています。なんの問題もなく使用しているときには意識することがありませんが、設備には寿命があり、いずれは老朽化するため、適切な時期に交換が必要となります。

自分のお部屋は大丈夫だと過信せず、つらい思いをしないためにも、次の4点を是非ご理解ください。

01
更新(交換)時期をオーバーしたお部屋内の設備機器・配管等は、相当なリスクが伴います

お部屋内にはさまざまな設備があり、その一つひとつが日々の暮らしを支える重要な役割をもっています。
普段、問題もなく使用しているときには意識することがありませんが、設備機器や配管には寿命があるため、
電子基盤が故障して電源のオン・オフ等の制御が効かなくなること、また老朽化等によって配管が劣化し水漏れが階下に及ぶことで意図せずに加害者となる可能性があります。 お部屋内の各種設備のメンテナンスサイクルやコストについて、是非ご理解ください。

02
社会情勢の影響により、住宅設備機器の値上げ傾向が続いています

原材料費や人件費の上昇等の影響を受け、住宅設備機器の値上げ傾向が続いている状況です。
また、住宅設備機器の中には、サプライ部品の調達が海外情勢や労働市場などの影響も受けるものも多く、お部屋の設備を交換したいときに納品時期が大きく遅延したケースもしばしば出ています。

03
ご家族全員が「許容できるリスク」、「許容できないリスク」を確認し、把握することが必要です

家族構成(例:高齢者・乳幼児等)、健康状態(例:服薬、アレルギー等)、ご家族一人一人の状況(例;介護・受験等)から、急な設備機器の故障や配管トラブルが起きた場合に、
「日常生活への影響が大きい設備」と「日常生活への影響が小さい設備」を、まずはご自身で分類・確認し、それぞれの更新期限年数とリスクをあらかじめ把握することが必要です。

04
適切な相談先を確認すること、早めに相談するアクションが大切です

急に故障してつらい思いをしないために、中期的な見通しや資金計画について、あらかじめ考えておくと安心です。
そのため、お部屋内の設備機器や配管について、個々の設備ごとだけではなく、マンションの全体的視野を持って、アドバイスが受けられる相談先の確認が大切です

  • ※具体的にはお住まいのマンションの管理規約をご確認下さい。

ご存じですか?
住まい手自身がメンテナンスする範囲とは?

マンションには「専有部分」と「共用部分」があり、住まい手自身の責任と費用負担でメンテナンスする部分は「専有部分」となります。具体的に「専有部分」とは、マンションの構造部分を除く、部屋の天井、床、間仕切り壁、住宅設備などです。
設備や内装などこれらの「見える部分」以外にも、普段目にすることのない給水管や給湯管、排水管、ガス配管、電気配線、床下地や壁下地など「見えない部分」についてもメンテナンスを行う必要があります。普段は見えないため、異変に気づいた時には、大きなトラブルが発生していることも少なくありません。

築年数に応じた各住宅設備交換の目安・費用をチェック

  • ※参考価格はベーシックなグレードを想定した税込みの概算金額です。
  • ※価格は2023年5月現在の価格です。
  • ※参考価格と交換目安は参考表記であり、個別の製品や使用状況によって異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
築年数約5年~9
すべて表示
築年数5~9年までの合計金額は…

交換参考価格

合計約100,000円~

築年数約10年~14
築年数約15年~19
すべて表示
築年数15~19年までの合計金額は…

交換参考価格

合計約1,900,000円~

築年数1年~19年までの累計金額は…

交換参考価格

合計約3,140,000円~

築年数約20年~
築年数約20年~24
すべて表示
築年数20~24年までの合計金額は…

交換参考価格

合計約490,000円~

築年数1年~24年までの累計金額は…

交換参考価格

合計約3,630,000円~

 
築年数約25年~29
築年数25~29年までの合計金額は…

交換参考価格

合計約750,000円~

築年数1年~29年までの累計金額は…

交換参考価格

合計約4,380,000円~

 
築年数約30年~34
築年数30~34年までの合計金額は…

交換参考価格

合計約3,060,000円~

築年数1年~34年までの累計金額は…

交換参考価格

合計約7,440,000円~

20年以降は設備部品・本体交換のメンテナンスサイクルの繰り返しです。築30年以降は本体交換の際に、配管更新の実施がおすすめです。

メンテナンスしないとこうなる!
トラブル事例集

現象1

キッチン/水栓

水栓のガタつきがある

なぜこうなるの?

水栓の取付部分の緩みや劣化。

そのまま使い続けると?

水栓取付部からの水漏れで、キッチンキャビネット内や床下に広がる場合があります。
現象2

キッチン/ビルトインコンロ

グリル内の油汚れがひどい

なぜこうなるの?

食材から出る油脂が焼き網や受け皿に蓄積。

そのまま使い続けると?

グリル内の受け皿や焼き網などに溜まった油脂に着火し、炎が出る場合があります。
現象3

浴室/電気式浴室暖房乾燥機

温風が出ず、衣類が乾きにくい

なぜこうなるの?

エアフィルターにたまったごみやホコリによる風量や乾燥効果の低下。

そのまま使い続けると?

蓄積したごみやホコリで運転が鈍くなり、やがてはモーターが焼け、故障の原因となります。
現象4

洗面室/洗面ボウル(陶器製)

洗面ボウルにキズがついてしまった

なぜこうなるの?

硬いものの落下による衝撃でキズがつく。

そのまま使い続けると?

最初は小さなひび程度のキズも、日々の使用により、やがて大きなキズとなり、割れや漏水に進行する場合があります。
現象5

専有部配管

床下配管から水漏れした

下の階の被害者との賠償交渉など、意図せず突然に誰でも加害者になってしまう可能性があります。
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