近年の強盗・空き巣の被害状況は・・・?
令和6年に発生した侵入窃盗は全国で4万3,036件。
このうち約4割を占めているのが、住宅を対象とした侵入窃盗です。
平成16年から減少傾向にあり、令和6年は16,000件で前年比で-8.4%と減少しています。それでも1日当たり約44件の侵入窃盗が発生しており、未だ多くの住宅が被害に遭っているのです。
※出典:警視庁「住まいる防犯110番」
高度化・凶悪化する侵入犯罪への、より強固な防犯対策が必要です
高い防犯意識を示すことが、被害を未然に防ぎます




防犯のポイントは「近づきにくさ」と「時間稼ぎ」
強盗や空き巣は、侵入に5分かかると約7割が、10分以上かかるとほとんどが犯行を諦めます。
侵入犯罪に強い住まいをつくるためには、人の目や音、光を利用して不審者が「近づきにくい」環境を整え、そして万が一侵入されても通報や避難のための「時間稼ぎ」ができる設備を設けましょう。
※出典:警察庁「住まいる防犯110番」
開口部を強化する
強盗や空き巣のほとんどは、窓やドアといった開口部から侵入します。
多様化する手口に対抗するためにも、防犯性の高い設備を取り入れましょう。
シャッター(電動化)

リモコンひとつで操作できる電動シャッター。お年寄りや子供でも負担なく、開け閉めを行えます。
玄関・勝手口ドア

自動施錠や遠隔操作が可能なスマートロックを導入することで、鍵のかけ忘れ防止できます。
防犯ガラス

侵入攻撃に5分以上抵抗できることが証明された「CPマーク」の商品は、ガラス破りの時間稼ぎに効果的です。
防犯フィルム

既存の窓に貼るだけで、ガラスの強度を上げられます。より耐久力のある「CPマーク」商品の導入がおすすめです。
内窓

保温効果だけでなく、防犯効果もある内窓。窓を二重にすることで、開錠に時間がかかる状況をつくります。
面格子

簡単に取り外すことができない格子で、窓からの侵入を防げます。防犯性の視覚的なアピールにもつながります。
外構の防犯性を高める
塀で囲われた見通しの悪い住まいは、侵入者に狙われやすい傾向にあります。
部分的な目隠しを取り入れながらも、目が届きやすいオープンな外構で対策しましょう。
フェンス

ブロック塀を見通しのよいフェンスに改修することで、周囲からの死角がなく侵入者が近づきにくい外構をつくれます。
門扉

鍵付きで高さがある門扉は、侵入者が敷地内へ立ち入りにくく、脱走しづらい状況をつくります。
砂利敷き

踏むだけで大きな音が出る防犯砂利は、敷地内に敷くだけで近づく侵入者の存在を知らせてくれます。
宅配ボックス

非対面で荷物を受け取れるため、配達員や業者を装った押し込み強盗への対策に効果的です。
自動車盗難防止装置

スイッチひとつで簡単に立ち上がり、車の進路を塞ぐことで愛車を盗難の被害から守ります。
IoT・最新の設備を活用する
慌ただしいお出かけ前には、戸締りや不在時の対策がおろそかになりがち。IoT機器や最新の設備を取り入れることで、より安心な住まいを実現できます。

ひとつのアプリで複数のメーカーのIoT機器をスムーズに操作でき、住まいの防犯性能をワンランクアップさせます。
例えば、玄関錠の開閉状態をスマートフォンで管理。外出先から照明の遠隔操作もできるので、留守が悟られにくくなります。

外部カメラ

モニターホン
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経験豊富なスタッフがオーナー様の暮らしに寄り添い、防犯対策リフォームを提案します。
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- 本記事の内容は2025年7月掲載時の情報となります。情報が更新される場合もありますので、あらかじめご了承ください。