リフォームのきっかけ、実現したかったことは?
リフォームの目的は、現在の暮らしの快適性や経済性を高めることに加え、将来に備えて対策するという声も多くみられました。
「浴室の水道管が水漏れしたことがきっかけで、明るく清潔なイメージにしたかった」(62歳・女性)
「娘の結婚で相手のご両親が来ることになったので、襖と畳を変えたかった」(57歳・女性)
「子どもの成長と人数に合わせて、部屋を区切ったり増やしたりしたかった。あとはトイレを清潔かつ掃除がしやすくしたかった」(47歳・男性)
「マンションの窓付近が寒く、また結露を起こすことから、二重ガラスにしたかった。目論見通り、保温効果が見られ、かつ騒音防止効果も顕著となった」(70歳・男性)
「窓を二重ガラスにして、光熱費の軽減を図りたかった」(61歳・女性)
「もうだいぶ古いし、マンションなので水漏れで下の階に被害が出ると、保険で賄えないから。壁や床の色を汚れは目立たないものにした」(55歳・男性)
「定年退職後も永住するために、必要欠かせざる個所を可能な限りリフォームしたかった」(82歳・男性)
「リフォームして大正解だった!」と実感したときは?
キッチン・バスルームなどの水回りや内装を変えることで、一日の楽しみな時間が増えたことも、リフォームの大きなメリットのようです。
「キッチンの向きを変えてカウンターキッチンにしたことで、部屋が見渡せたとき」(32歳・女性)
「壁紙を変えるだけでも新築気分を味わえます」(43歳・男性)
「シャワー、浴槽、床材等が高級ホテル並みのものになって、使うことが楽しくなった」(74歳・男性)
「部屋とリビングの壁をなくし、リビングが広くなって開放感を感じたとき」(47歳・女性)
「各部屋のドアを引き戸に変えたことにより、ドアの開閉スペースを有効利用できるようになったとき。クロゼットの扉を天井まで開く引き戸に変えたことにより、クローゼットの容積が増え、クローゼット内のデッドスペースがなくなった」(62歳・女性)
「猫のトイレを置くための、専用スペースができた!」(60歳・男性)
「台所の上の棚は、地震の時にガタっと閉まるようになった。阪神淡路大震災の際もおかげで棚の物が落ちてくることがなかった」(70歳・女性)
「ガスからIHに変えて、掃除が簡単になったとき。夏も暑くなくお料理できるようになった」(60 歳・女性)
「床と壁を思い通りにできて気持ちよくなりました。間取りを変えたり使いやすい収納に変えたりしたことで、住みやすくなったことを実感しています」(59歳・男性)
「それまで憂鬱だった入浴時間が、とても好ましい時間に変わりました」(72歳・男性)
「省エネ製品に変えたので、光熱費が安くなった」(64歳・女性)
後悔しないで! リフォームを購入する人に送るアドバイス!
マンションをリフォームする際のアドバイスを聞きました。経験者のリアルな声をご紹介します。
「やはり業者選びが『満足』へのポイントです。それが全てかもしれません。予算と希望を伝えた時に、どれだけ親身になって聞いてくれるか。連絡のやり取りがスムーズか」(32歳・女性)
「単一メーカーの設備を扱う業者よりも、複数メーカーのものを比較できる工務店の方が、自分に適した製品を選びやすい」(74歳・男性)
「キッチンメーカーもいろいろあるが、自分の生活スタイルに合わせて、シンプルにしたい、収納を多くしたいなど、意思をしっかり持っておかれると良いと思う。マンションリフォームはエレベーターや周りの方にも迷惑をかけるので、安さだけでなく、慣れた業者を選ぶのも必要」(52歳・女性)
「自分たちが納得いく予算の範囲を間取りをあらかじめ決め、妥協せず全てが合致する業者にお願いし、決めた後もおまかせしすぎずに、細やかなチェックを怠らないことをおすすめします」(46歳・女性)
「リフォーム中に手を加えたくなることがあるので、予算は余裕を持って立てること」(62歳・女性)
「Instagram等のリフォーム事例を見て、楽しく考えていくのが良いかなと思います」(37歳・男性)
「機器・施設は最新のものを選択したほうが、後で後悔しません」(64歳・男性)
「面倒くらがらず、細部も納得いくまで検討すること。とくに壁紙は雰囲気を左右するので、ケチらない。お金も大切ですが、自分がやりたいようにようにやったらいいと思います」(55歳・女性)
いかがでしたでしょうか。居住者ならではの声をたくさんお寄せいただきました。ぜひ、皆様のマンションリフォームの際に、今回のアンケート結果を頭の片隅に置いていただければと思います。