今回のコラムでは、中古マンションの購入にあたって、知っておきたい基礎知識についてご紹介させていただきます。
「中古マンション」を知るためのポイント
中古マンションを知るための、重要な資料をご存知ですか?
新築マンションの購入をご検討されたことのある方は、良くご存じですよね。
最近の新築マンションのパンフレットは、実際のお部屋が見られない分、外観や室内のイメージ図、設備や仕様、構造など、大変分かりやすい資料が多いです。
しかし、中古マンションはどうでしょう。購入を判断する資料が少なく不安とのお話を聞くことがあります。でもご安心ください。実は中古マンションには、物件をよく知るための重要な『管理に係る重要事項調査報告書』という資料が存在します。
『管理に係る重要事項調査報告書』とは?

この資料には、建物管理会社より発行されるケースが多く、主に下記のような項目が記載されています。
- マンションの管理体制
- 共用部分の規約の定めや制限
- 管理組合の積立金や滞納金額等の収支関係・修繕工事履歴や計画
- 建物管理会社の情報
- その他、マンション内で伝えなければならないこと など
これをみると、管理費の値上がりや大規模修繕の計画、また将来の修繕工事に向けて積立金はきちんとあるかどうかなど、お住まいになる方に直接影響することがらが確認できます。
もちろん、これが中古マンション全ての情報ではありませんが、実際に生活している人がいるからこそ得られる情報です。中古マンションの購入を考えている方は、ぜひご契約の前に不動産会社の担当者より見せてもらってください。
特に、中古マンション購入後、リノベーションを考えている場合は規約や壁の中や床下など、目には見えない部分も関係してくることがあるので、プロの方に相談するのもおすすめです。
「リノベーションマンション」をご存知ですか? ~新築以外のもう一つの選択肢~
『これだけは言わせてください!』
中古マンション購入で忘れてはいけないこと。それは、マンションは「実際の建物・お部屋を見学すること」です!陽当り、眺望、音、お部屋の広がり、共用部の施設など、実物の魅力に触れてみてください。
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