住み替えのポイント

愛着ある住まいの住み替えを決断!実は意外と早い!?

「ずっと、住み続けたい」と考えて、購入を決断したマンション。慣れ親しんだ環境、愛着があり、落ち着いて過ごせる空間で過ごす毎日の暮らし。それでも住み替えを考えるのはなぜでしょう。今回は「マンションの住み替えに関するアンケート」の結果から、その理由を探ってみることにしましょう。

築10年以内での売却が、約38%。

住み替えに対する意識は、なぜ高まる?

売りに出されたマンションの約38%が築10年以内というデータがあります。今回のアンケート結果を見ても、購入時に「ずっと、住み続けたい」と考えていた61%の方々のうち半数以上、33%が住み替えを検討していると回答されています。10年ひと昔の言葉にあるように、思いのほか早く住み替えに対する検討意識が高まるようです。

ちなみに、国土交通省が5年ごとに公表する平成25年の「住生活総合調査」をみると、「高齢者などへの配慮」、「住宅の防犯性」、「収納の多さ、使いやすさ」、「冷暖房などの省エネルギー性」などの不満率が減少しているという結果があります。これは、不満の要素となっていた住まいから、住み替えやリフォームが推進されて不満が改善されているという見方が考えられます。

意外と多い?理想の住まいを求めて移り住む。

住み替えの意識が高まるのは、住まいへの不満なのでしょうか?アンケートの住み替え経験者による回答では、「ライフスタイル・家族構成の変化」と「その他」の理由が68%に対し、「住まいや、周辺環境への不満」は20%でした。住み替えの理由は、いまよりもより新しく・より広くというだけではなく、もっとその時々の自分や家族にとって理想的な暮らしのために住まいを探す考え方にシフトしているのだといえるでしょう。その数値の変化には、住まいに対する価値観の多様化があるようです。

住み替えのゴールは自分で設定。

買って、売って、借りて、直して、住まいを楽しむ。

終身雇用や年功序列があたり前だった高度経済成長の時代。住み替えは、新婚の小さなアパートに始まり、子供が生まれて少し広めの賃貸に引っ越し、出世して分譲マンションを買い、最後は郊外庭付き一戸建てがゴールという"住宅すごろく"が理想のパターンといわれていました。
最近は、自分が所有する分譲マンションを賃貸に出し、ハイクオリティの賃貸に住んだり、大きな戸建てを売却し、都心で便利なコンパクトマンションにお引っ越し。あるいは、新築マンションと中古やリノベ―ションマンションを並行で検討するなど、世代や価値観次第でパターンに左右されない選択肢があるようです。

住み替えの資金に売却?賃貸で家賃収入?

では、住み替え経験者は所有していたマンションの売却、賃貸をどう選んだのでしょうか?その選択をいくつかみてみましょう。ちなみにコメントの中で一番多かったのは、売却して次の新築マンションの購入資金に充てることを選んでいます。

<売却へ/アンケートの声から>
  • 家のあらゆる設備が古かったから。
  • 住居に対するニーズが変わった。
  • 賃貸は大変そうだったので。
  • 子どもが独立し、狭くして、郊外から便利な駅近に。
<賃貸へ/アンケートの声から>
  • 気に入っていて、将来子どもか自分たち夫婦で住むためとりあえず賃貸に。
  • 駅に近いマンションで価値があると思い、手離さなかった。
  • 家賃収入。
<その他/アンケートの声から>
  • 転勤時は賃貸へ(戻った後、数年住んで売却)。
  • 持ち家と、現在の住まいをいったり来たりしている。

「住み替えてみたい」そう思った時が、相談時。

いまの住まいどうする?よりも、次にどう暮らしたい?が大事。

「ずっと、住み続けたい」という思いはあっても、様々な理由で住み替えを考えることがあるようです。その時、大切なのは「どう暮らしたいのか」を考えて選択することではないでしょうか?今の住まいも、住み続けられなくはない。でも、新しい住まいにも興味がある。思い立ったときが初めの一歩、まず「三菱地所のレジデンスクラブラウンジ」に相談してみませんか?

三菱地所グループで豊富な経験を積んだコンシェルジュが、「買いたい」「建てたい」「売りたい」「貸したい」「リフォームしたい」など、住まいに関わる様々なご要望に丁寧にお応えします。相談は無料なので、お気軽に訪ねてみてください。

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