理想の住まいの選び方

【独自調査】マンション居住者が証言!「情報収集」の後悔とアドバイス

物件探しの第一歩は「情報収集」から。今回、レジクラ編集部は、一般のマンション居住者に独自アンケートを実施。「やっておけばよかった!」と後悔した情報収取のエピソードとアドバイスを調査しました。ぜひご一読ください。

【調査概要】持ち家のマンションがある男女200人を対象に、レジクラ編集部がインターネット調査アンケートを実施(複数回答/居住エリアの限定なし)。アンケート協力/アイブリッジ(2023年10月に実施)

マンションの情報収集で「調べておけばよかった!」と後悔していることは?

立地や間取りだけ物件を決めると、思いも寄らないことが後々になって問題になってくることも。最新の注意を払うことが、理想の間取りへ近づく近道といえそうです。

「昼間と夜間の時間帯にそれぞれきて窓をしばらく開けて周囲の騒音をもっと聞けば良かったと思います。道路がうるさかったり、マンション内の子供がうるさいため。」(37歳・女性)

「機械式駐車場のサイズ。今のマンションは車幅1850mmが最大で、SUV車両を駐車可能な車種が少なくなっています」(54歳・男性)

「家の中ばかり調べていたけれど、共用部分の確認もするべきでした。お隣との玄関扉の位置が近すぎて、扉の開け閉めの音や話し声がよく聞こえます」(53歳・女性)

「現在は被害はありませんが、マンションが建つ前には何があったのか、川や沼地、池ではなかったのか、後から気になったことがあります」(49歳・女性)

「近隣の教育環境、レベル等を調べておけばよかった」(40歳・男性)

「クローゼットの幅をハンガーを持参して計っておけば……」(45歳・女性)

「最寄駅から自分の足で歩いて時間を見たり、役所のサービスを聞いたり、半径1キロ以内の環境を調べてもよかったかな」(70歳・男性)

「近いグレードのマンションでの相見積を取ればよかった。もっと交通の便のよい場所に住めたかも」(45歳・男性)

「購入時には、資金面(頭金やローン)やその時点での管理費、修繕積立金のことで頭が一杯で、10年後、20年後にそれら(修繕積立金等)がどのように増えていくかに思いを巡らすことができませんでした。随分増えていく物件だったので、今になってけっこう辛い気持ちになっています」(57歳・女性)

「管理費と修繕積立金のあるべき姿について勉強しておけばよかった。修繕積立金は当初の計画にはない値上げを行わなくてはいけなくなりました」(58歳・男性)

「夕方の西日の強さを確認すべきでした。立地や建物の向きによって、かなり違いがあることを実感しています」(46歳・男性)

近所に美味しい店があるかどうかも、情報収集したいポイントのひとつ。

後悔しないで! これからマンションを買う人へのアドバイス!

いまマンションの購入を検討している人に伝えたいメッセージを聞きました。

「エリアを一つに絞らず、比較情報としても複数のエリアの情報を集めることをおすすめします」(62歳・男性)

「マンションの下見は時間帯を変えて何度か来たほうがよいです。業者は眺望などを宣伝してきますが、大事なのは窓を開けた時の騒音レベルや光の入り具合だと思います」(37歳・女性)

「隣人が動物を飼育するか。新築の場合は難しいが、事前に知っていた方がトラブルに巻き込まれないと思う」(52歳・女性)

「うちのマンションもそうだったが、組合長の不正があったりするので、管理組合の体制についてもきちんと把握すること」(58歳・男性)

「不動産の開発業者による地域開発予定の情報は、ご自身でも調査することをおすすめします」(60歳・男性)

「難しいと思いますが、購入後20年くらい経てからの生活状況を想定して、購入を考えた方が良いと思います」(63歳・男性)

「共用部分の階段の素材や玄関の位置等も調べた方がよいと思います。モデルルームだけではわからないことです」(53歳・女性)

「マンションは、立地条件、周囲の環境が大事。新築より中古の方が、入居者も含めて、どのような環境かわかりやすいメリットもあります」(63歳・男性)

「リノベーション物件なら、給排水管交換の有無を確認したほうがよい」(65歳・男性)

「管理人、住民、近隣住民に、マンション住民の人間性を細かく確認すること」(62歳・男性)

「近くに広いコインパーキングがあると、そのうち建物が建つ可能性が高い」(58歳・女性)



いかがでしたでしょうか。居住者ならではのリアルな声をたくさんお寄せいただきました。ぜひ、皆様のマンション購入の際に、今回のアンケート結果を頭の片隅に置いていただければと思います。


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