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イベントアフターレポート

開催日
2025年12月5日(金)

【イベントレポート】京都「平安神宮」正式参拝と一般非公開「尚美館」特別拝観ツアー

毎年たくさんのご応募をいただく京都ツアー。今年度は、創建130年を迎える平安神宮にて正式参拝を行い、一般非公開の貴賓館「尚美館」を神職のご案内とともに巡る特別拝観ツアーを、12月に開催いたしました。国指定名勝庭園「神苑」を眺めながらのランチコースや、京漬物「千枚漬」の実演見学会も含まれた、京都の歴史と四季を五感で堪能する、三菱地所のレジデンスクラブならではの特別ツアーの模様をお届けいたします。

晴天に恵まれた12月の京都、平安神宮での崇高な正式参拝へ

全国各地より309組569名様と、多くのご応募をいただき、見事当選された30代から70代までの合計40名様。関西圏はもちろん、東京・神奈川・愛知など遠方からもご参加くださいました。
12月の京都は朝こそ冷え込みましたが、この日は素晴らしい晴天に恵まれ、澄んだ空気とやわらかな日差しの中、散策が心地よい一日。京都駅より貸切バスにて、ツアーがスタートしました。

最初に向かったのは平安神宮。平安遷都1100年を記念し、明治28年に創建された神社で、桓武天皇が平安京に遷都した当時の宮殿「朝堂院」を8分の5の規模で再現しています。高さ24m・幅18mの大鳥居をはじめ、国の重要文化財に指定される「大極殿(だいごくでん)」や「応天門(おうてんもん)」などがあり、本殿の背後一帯には約3万平方メートルに及ぶ国指定名勝庭園「神苑(しんえん)」が広がっています。

鮮やかな朱塗りが美しい、平安神宮・応天門前にて

今回のツアーは、崇高な正式参拝から始まりました。大極殿(外拝殿)で参拝する一般参拝に対して、正式参拝は本殿前の内拝殿に上がり、神職の奉仕のもと執り行われます。
厳かな雰囲気の中、代表者の玉串拝礼に続き、参加者全員で起立し、二礼二拍手一礼の作法で拝礼。その後、神職よりご祈祷を受け、お言葉を頂戴しました。
かつての戦乱の時代から街の復興事業の集大成として創建された平安神宮の歴史について、京都の歩みとともにご説明いただいたお話は大変興味深く、皆さま時折うなずきながら真剣に耳を傾けていました。
※平安神宮の大極殿内および内拝殿の撮影は禁止されています。

手水舎で身を清め、正式参拝へ向かいます
当日は平安神宮百三十年祭記念事業による社殿の耐震・塗替え工事が行われており幕がかかっていましたが、記念の年に参拝ができたことも貴重な体験となりました

一般非公開「尚美館」特別拝観と国指定名勝庭園「神苑」散策

正式参拝の後は、神職のご案内のもと、一般非公開の貴賓館「尚美館」の特別拝観へと向かいました。尚美館は京都御所から移築された建物で、神苑を象徴する存在です。館内には、松の間、竹の間、梅の間、そして格式高い鶴の間の4つの部屋があり、襖絵は日本画家・望月玉渓によるもの。自然や動物を描いたその絵は、美しさと迫力に満ち、思わず息を呑むほどでした。
梅の間には、時代祭の衣装である鎧兜や十二単衣が展示されており、実際に羽織る体験も。体験された皆さまからは、「重~い!」「これを身につけて過ごしていたなんて!」と驚きの声が上がり、華やかな中にも歴史を感じるひとときとなりました。

東神苑の栖鳳池西畔に建つ「尚美館」。大正2年に京都御所から移築された建物です
日本画家・望月玉渓が描いた襖絵が並ぶ鶴の間。金箔が張り巡らされ、ひときわ輝いています
梅の間には、時代祭の鎧兜や装束が展示されています

続いて訪れた国指定名勝庭園「神苑」の東神苑では、栖鳳池(せいほういけ)に架かる橋殿「泰平閣」周辺を散策しました。先ほど拝観した尚美館が、まるで池に浮かんでいるかのように佇む様子は、栖鳳池に映る空と緑とのコントラストによって一層際立ち、真っ赤に色づいた紅葉が加わることで、神苑の魅力がより深く感じられる美しい景色となりました。
皆さま思い思いのお時間を過ごされ、庭園の豊かな景観を存分に堪能していました。

栖鳳池に東西にかかる橋殿「泰平閣」。空の青と松の緑、紅葉の赤のコントラストに目を奪われます
「泰平閣」では縁に腰掛けて庭園や池の景色を眺めることができます

平安神宮会館にて和洋折衷ランチコースを堪能

いよいよ、東神苑内の平安神宮会館にて、お楽しみのランチタイムです。落ち着きあるモダンなインテリアに包まれたお部屋の大きな窓からは、広大な神苑が一面に広がり、散策とはまた異なる表情を楽しむことができました。お好きなドリンクで乾杯した後は、美しい景観を眺めながら、和洋折衷のコース料理を堪能。会場のあちこちで笑い声が上がり、皆さまが和やかにおしゃべりを楽しまれている様子が印象的でした。

和洋折衷のランチコース。彩り豊かな一品一品が並びます
それぞれのテーブルでは会話が弾み、楽しいひとときを過ごされていました
平安神宮会館から望む、栖鳳池と泰平閣の美しい眺め

「川勝總本家」にて千枚漬漬け込み実演見学・食べ比べとお買い物

午後からは、京都で100年以上続く老舗漬物店「川勝總本家」に移動し、四代目若主人で「きょうと食育せんせい 認定者」である川勝隆義氏より、京都の食文化や、そこに欠かせない京漬物についてのお話を伺いました。京都には長く続くお店が数多くあり、「100年経ってようやくスタートライン」とのお話も。まさに京都らしさが感じられます。

旬の京野菜・聖護院かぶらはちょうど収穫の最盛期。皮を剥く前のかぶらは想像以上に大きく、重さはひとつ約3kgにも及びます。固い筋を取り除くために、1cm以上も厚く皮を剝く必要があるとのこと。「シュッシュッ」と心地よい音を立てながら、若主人の手によりみるみるうちに大きなかぶらが薄く削られていく様子は見事で、多くの方が動画に収めていました。楽しい解説と鮮やかな職人技に、皆さま魅了されていました。
その後、①削ってすぐのもの、②軽く塩漬けされたもの、③完成品の3種類のかぶらを食べ比べ、風味や柔らかさなどの違いを実感されていました。また、千枚漬と並ぶ京都三大漬物のすぐき・しば漬けも味わい、セミナーは盛況のうちに終了しました。

大きなカンナを使い、京の冬の伝統野菜・聖護院かぶらを丁寧に削っていきます
食べ比べると違いがはっきり。風味や味わいを確かめながら講義に耳を傾けています

京漬物について学んだ後は、お待ちかねのお買い物タイムです。皆さま思い思いに、たくさんの種類の京漬物の中からお気に入りを選ばれていました。レジデンスクラブからは、京都金平糖専門店「緑寿庵清水」の金平糖をおみやげとしてお渡しし、バスへとご乗車。車中では添乗員さんの軽快なトークを楽しみながら、京都駅にて解散となりました。

歴史を感じさせる京町家の佇まい
1つひとつの説明を伺いながら、お好みのお漬物を手に取っていました

京都の奥深さと魅力を満喫した、レジデンスクラブ特別の京都ツアー

終了後のアンケートでは、「平安神宮の正式参拝・尚美館の特別拝観はとても見ごたえがあり、貴重な体験となりました」、「神苑の素晴らしさに感動し、非常に印象的でした」、「ゆとりあるスケジュールで、ゆったりと回ることができて良かったです」、「ランチのテーブルで同席した方たちと、ゆっくりおしゃべりができて楽しかったです」など、たくさんのお声をいただきました。
普段なかなか体験できない内容ということもあり、遠方からご参加いただいた方はもちろん、関西にお住まいの方からもご好評をいただきました。

歴史ある京都には、まだまだ数多くの魅力が息づいています。長い歴史と壮麗な美しさに触れながら、京都の奥深さを存分に味わっていただけた、充実の京都ツアーとなりました。

  • 本記事の内容は2026年2月掲載時の情報となります。情報が更新される場合もありますので、あらかじめご了承ください。