これで解決!LED照明について

インテリアは、私たちの暮らしにとけこんだ身近な存在。でも、いざインテリアを選ぶ、コーディネートする、お手入れをするとなると、意外と難しく、いろいろな疑問が浮かんでくるものです。そんな皆様のご質問やご相談にスペシャリストがアドバイスします。知れば知るほど奥深いインテリアの世界をぜひお楽しみください。

目次

LED 照明に興味があります。取り入れる際にポイントなどはありますか?

三鷹市K 様からのご質問
最近、テレビCM などで「LED 照明は省エネでエコ」という話をよく耳にしますので、とても魅力的に感じています。節電のために、我が家にもLED 照明を導入したいと思っているのですが、その際のポイントなどはありますか?

私たちコイズミ照明では、LED 照明を導入する際は、その特徴を活かして住まいに取り入れることをお薦めしております。今回ご相談のK 様も、導入する際のポイントをお知りになりたいということですので、上手に取り入れる方法をご案内したいと思います。

STEP1 工事の不要なタイプと必要なタイプを知る

LED 照明を取り入れる際は、まずはその種類を知りましょう。
LED 照明は、配線など工事が不要なタイプと、工事が必要なタイプの大きく2つに分けることができます。工事が不要なタイプは「電球型のLED 照明」や「スタンド型のLED 照明」です。電球型のLED 照明ならご自宅で使っているソケットに差し込むだけで使用できるものもありますし、スタンド型のLED 照明ならコンセントを差し込むだけで使用できます。
一方、工事が必要なのは「LED 専用の照明器具のみで点灯するLED 照明」や「照明器具と一体化したLED 照明」です。照明器具を天井や壁などに取り付けたり、配線工事をしなければいけないので、住まいのリフォームや新築時に取り入れる方が一般的です。

  • 注意
    電球型のLED 照明にも様々な種類があり、それぞれ規格や使用条件は異なります。必ずご自宅の器具で安全に使用できるかご確認のうえご購入ください。
  • 注意
    コイズミ照明には、既存のソケットに差し込むだけで使用できる「電球型のLED 照明」の取り扱いはございませんのでご注意ください。

STEP2 LEDの特徴を活かして取り入れる>

次はいよいよ住まいへの上手な取り入れ方についてご説明いたします。LED 照明には省エネや長寿命のほかにも、紫外線が少ない、コンパクトに収まる、点灯が早い、などといった特徴もあるのをご存知でしょうか?せっかくLED 照明にするのですから、こうした特徴をしっかり活かして導入するのがおすすめです。では特徴を1つひとつ挙げながらご紹介してまいります。

特徴1 【省エネ】長時間点灯する場所につけると効果的

LED 照明の最大の特徴と言えるのが省エネです。消費電力は、白熱灯に比べて約7分の1~8分の1。蛍光灯と比べても約半分ほどに抑えることができ、それだけ地球にも家計にも優しいのが魅力です。もちろん住まいのどんな場所に使っても省エネにつながりますが、より大きな省エネ効果を得るには点灯時間の長いリビングや常夜灯などに取り入れるとよいでしょう。

リビングなどに導入して効果的な省エネを。

特徴2 【長寿命】電気の交換がしにくい場所で大活躍

省エネに続くLED 照明の特徴は、長寿命です。白熱灯の寿命は1000~2000時間、蛍光灯は6000~1万3000時間。それに対してLED 照明は4万時間という長寿命を誇ります。1日に10時間点灯したとしても10年間以上使える計算になりますので、吹き抜けや階段の上など、電気の交換作業が困難な場所で重宝します。ただし、照明器具の寿命は8~10年と言われていますので、既存のソケットなどに取り付けるのではなく、照明器具ごと取り替えることをおすすめしています。

長寿命を活かして手の届きにくい場所に。

特徴3 【赤外線&紫外線が少ない】熱に弱いものを照らす照明やエクステリアの照明に便利

白熱灯や蛍光灯をうっかりさわって、その熱さに驚いた経験はありませんか?LED 照明には赤外線の放射量が少ないという特徴もあり、熱によって変色したり劣化したりする美術品や植栽などを照らす明かりとしてもおすすめです。また、虫が好む紫外線もほとんど出さないため、玄関まわりや庭などエクステリアの照明に使用すると快適です。

(左)熱の放射が少なく美術品のスポットライトに安心。
(右)食卓のペンダントライトに使えば熱さを感じず快適。

特徴4 【コンパクトに収まる】 ディスプレイラックなどの演出に

LED は携帯電話のボタンの明かりとしても使われるように、それ自体が小さく、発熱もほとんどないことから、これまでより照明器具を小型化できたり、狭い場所にも取り付けられます。例えばディスプレイラックに内蔵したり、カーテンボックスの中に取り付けたりなど、白熱灯や蛍光灯に比べて光の演出がしやすくなったので、自分なりのアイデアで楽しんでみてはいかがでしょうか。

ラックなど小さなスペースにも取り付け簡単。 熱の放射も少ないので安心です。

特徴5 【すぐ点灯する】 必要な際にすぐ明るくなって欲しい場所に

LED 照明は蛍光灯とちがって、スイッチを入れるとタイムラグなしにパッと明るくなります。また、蛍光灯なら冬場などの低温のときは照度が落ちてしまいますが、LED 照明は温度の影響を受けずにしっかりとした明るさを保ちます。そのため必要な際にすぐ点灯し、十分な明るさも欲しい廊下や階段、玄関の照明などにおすすめです。

すぐ明るく点灯するという特徴は廊下
や階段に便利。

コイズミ照明のご紹介

今回、訪問したコイズミ照明のショールーム東京には、LED の照明器具をはじめ、住まいのあらゆる空間やシーンに合わせた多彩な照明器具が並んでいます。また住空間における照明の演出を試すシミュレーションルームもあり、その魅力を体験することもできます。中山さんをはじめ、ライティングアドバイザーの方たちが照明選びや照明プランのお手伝いもしてくれますので、照明のお買い替えや住まいの増改築などをお考えの方はぜひ相談してみてはいかがでしょうか。ショールームは、名古屋、大阪、福岡にもあります。

【コイズミ照明 ショールーム東京】
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町3 丁目12
開館時間:10:00~17:30
定休日:火・水曜日(祝祭日の場合は営業)、年末年始、夏期休暇
TEL:03-5687-0081
ホームページ:http://www.koizumi-lt.co.jp

インテリアのお手入れMEMO Vol.4

照明器具の掃除の方法について、中山さんにお聞きしました。

照明器具のお手入れ

照明器具は材質によって掃除方法が異なりますのでご注意ください。ご使用の照明器具の説明書がある場合は、必ずよく読んでから行ってください。

● 金属・プラスチック

柔らかい布かスポンジに薄めた中性洗剤を含ませ、よく絞ってから拭きます。拭き終わったら、水拭きをして乾かします。

  • 傷つきやすい素材なので、クレンザーやタワシなどは絶対に使用しないでください。

● メッキ

乾いた柔らかい布でホコリや汚れを乾拭きします。濡れた布で拭くと、サビや変色の原因になるのでご注意ください。

  • デリケートな素材なので、洗剤はできるだけ使わないでください。

● ガラス

柔らかい布やスポンジを軽く濡らして拭いたあと、乾いた布で水気が残らないように拭きます。

  • 消しガラスの場合は、素手でさわると指紋がつくことがありますので、必ずゴム手袋をご使用ください。

● 木・和紙

ハケやブラシ、ハタキなどで優しくホコリを払い、そのあと乾いた布で乾拭きします。汚れが落ちにくい素材なので、普段からこまめなお手入れが必要です。

  • 水拭きは、器具の変形や破損につながる怖れがありますのでお控えください。

三菱地所ホームからのワンポイントアドバイス

照明は住まいの雰囲気を左右する奥の深いアイテム。今回は、LED 照明の特徴を活かした取り入れ方をご紹介しましたが、その器具のデザインは多彩にあり、どのようなデザインを取り入れるかによってお部屋の印象は変わります。また、明かりの色や取り付ける位置などによってもお部屋の雰囲気は一変しますので、ぜひプロのアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか。きっと理想とするインテリア空間が実現できるはずです。

三菱地所ホーム株式会社 インテリアセンター
宮川裕子(みやかわゆうこ)