家具選びの基本とは?
まずはサイズ・間取りをしっかりチェック
家具を購入する際に大切なのが、お部屋のサイズを正しく測ること、間取りをしっかりチェックすることです。お部屋のサイズは、間取り図でおおよその寸法は分かりますが、印刷に生じる誤差や施工誤差等、実際の住戸と異なる場合があります。最終的には実際の間取りで採寸しましょう。チェックする際は以下の項目を参考にしてください。
・コンセントやテレビのアンテナ端子などの位置
→ 家電やテレビの位置がイメージできます。コードが届く範囲内で家具を配置してみましょう。
・お部屋ごとのドアの大きさ
→ 完成品の家具なら、どの程度の大きさまで搬入できるか確認できます。
購入した家具がお部屋の中に入らないといったことがないように、家具を置く場所の寸法だけではなく、ドアの幅や高さもチェックし、ドアの大きさ以上の家具を購入しないようにしましょう。
・ドアや部屋の収納扉の開閉幅
→ 家具の設置場所をイメージできます。ドアや収納扉を開け閉めする際に必要なスペースを考慮しながら、家具の設置場所を決めていきましょう。
人の動線も考慮し、窮屈にならないよう家具の配置を考えていきましょう。
予算を決めて買うものをリストアップしよう
必須で購入しなければいけない家具の中には、金額が高いものがあるはずです。優先順位をつけて、何にいくらまで使えるか考えながらリストアップしていくと上手に家具を購入でき、無駄なものを買ってしまうことも防ぐことができます。生活必需品なのに予算がなくて買えなかった・・・なんてことにならないように、計画的に家具を購入していきましょう。
購入の優先順位ですが、大きいものから順に、またすぐに必要なものから順に購入していくと、あとで小さい家具を設置する際に、大きな家具を移動しないといけなくなることもなくなります。また、必要なものから揃っていきますので、どうしても必要な家具があとで入らなくなることもなくなります。
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お部屋ごとに上手な家具の選び方を確認してみよう
【リビングルーム】
ソファ
まずは、ソファの用途を考えましょう。座るのはもちろんのこと、寝転んで使うこともあるでしょうか。また、お子様がいる、お客様を招くことが多いなど、シチュエーションが異なれば選んだほうが良いソファも人それぞれに変わってきます。用途に応じて、サイズや素材、デザインなどにも注目して選んでみてはいかがでしょうか。
また、ソファはお部屋の大きさにマッチしたものを選びましょう。お部屋の大きさにマッチしないソファを置くことで、お部屋に圧迫感が生まれてしまいます。
さらに、デザインが気に入っていても、座り心地が悪いとくつろげませんよね。購入前にはお店で実際に座ってみて、座り心地のよいと思うものを選びましょう。お部屋では長時間座ることも多いので、長く座っていても疲れないかチェックするとよいでしょう。
テレビボード
テレビを設置したりDVDレコーダーを収納するためだけのボードにすると圧迫感がなく、すっきりした空間を演出できます。
もう少しテレビ周りの小物の収納がほしいという方や、リビングの収納が足りないと思っている方は、小物を入れられるような棚や収納がついたボードや、壁面全体を利用した収納ボードがおすすめです。
【ダイニングルーム】
ダイニングテーブル
食事をとったり、パソコンを操作したりと頻繁に使用するダイニングテーブルは、購入前に実際に座ってみて、高さや広さが十分か確認してみましょう。
ダイニングテーブルは4人掛けが一般的です。4人掛けだと、幅120cm・奥行80cmが適切な大きさだと言われています。テーブルの大きさだけでなく、椅子を引いたり、椅子の後ろを通るスペースも考慮した上で選んでみましょう。
食器棚
食器や炊飯器などのキッチン家電を収納する食器棚は、スペースが限られたキッチンに設置する場合が多いため、購入しても入らないといったことがないよう、しっかりサイズを測って購入しましょう。すでにお持ちのキッチン家電などがあれば、それが十分置ける程度のスペースがあるかどうかも食器棚選びのチェックポイントです。また、家族が増えるときは食器の量も増えるので、少し大きめの食器棚を購入しておくとよいかもしれません。
安全に食器を収納できるよう耐震機能のついた食器棚や、ガラスのついた扉が割れても飛び散らないよう加工された食器棚は、地震などの防災対策としても有効です。
【ベッドルーム】
ベッド
ベッドを購入する際は、ベッドルームに搬入可能なものか確認しましょう。お部屋の中のドアや廊下だけでなく、家の外の階段やエレベーターなども注意です。搬入が難しい場合は、組み立て式のベッドも検討してみましょう。
ベッド下の収納も大切です。十分なスペースの収納があるか、収納の引き出しを開いたときに、部屋の広さは十分かも考慮するとよいでしょう。
ベッドの大きさは実にさまざまですが、相手の寝返りが気になる場合は、振動を抑えるベッドも有効です。どうしても気になってしまう場合は、シングルベッドを2台合わせて使用するのもよいでしょう。
コーディネートサービスを活用してみよう
サイズやお部屋の具体的なイメージを膨らませたい場合は、コーディネートサービスの活用がおすすめです。経験豊富な専任のコーディネーターが複数メーカーから家具やアイテムをセレクトしてトータルコーディネートしてくれるサービスや、コーディネーターがシミュレーションソフトを使って、要望に合わせたコーディネートを提案してくれるもの、自分自身でシミュレーションできるものもあります。実際に家具を置かなくてもお部屋の雰囲気を確認できる、とても便利なサービスです。
コーディネートサービスの一例は以下です。
コーディネートサービスをうまく活用して、自分の理想のお部屋を作り上げてみましょう。