自然災害が起きても、対応がしやすい
アンケートの回答で最も目立ったのが、地震などの自然災害に関するお話でした。
「台風が来たときも恐怖感がなく、地震の揺れも、上層階とまったく違う」(71歳・男性)
「地震などでエレベーターが止まったときや有事の時でも、移動がしやすい」(79歳・女性)
「停電があったとき、3階だからエレベーターなしでも大丈夫でした」(50歳・男性)
「いつ、地震、火事などの災害が起きても、『逃げられる』という安心感がある」(60歳・男性)
「阪神淡路大震災の時、水道を使えず飲料水を自宅に給水車から運ぶのに、低層階で助かりました」(76歳・男性)
コミュニティが大きすぎない

低層マンションだけに、居住者同士の距離感がちょうどよい、という声も多くありました。実際に住んでみなければ、わからないメリットです。
「総戸数が少ないので、多くの住民と顔見知りになり、ある程度、住んでいる人がわかるので安心」(60・男性)
「プライバシーが守られて、戸建て感覚であるところが、気に入っています」(78歳・女性)
「低層階マンションなので組合員の人数は少なめ。なので、管理組合の総会でも意見を集約したり、決議がまとめやすい。理事長の任期期間に特に実感しました」(56歳・男性)
「住民が少なく、相互のコミニュケーション、助け合いがあるのが良いところです」(68歳・男性)
出入りがしやすい
すぐに家に帰りたいときや、出かける用があるとき、やはり低層マンションのほうが、ストレスが少ないようです。
「スーパーがすぐ裏にあり、割引品を気軽に買いに行きやすいので最高です」(68歳・男性)
「なんといっても、ゴミ捨てが楽です」(64歳・女性)
「忘れ物を取りに戻るときも、時間がかからない」(50歳・女性)
「エレベーターを使用せずに生活できるのは楽ですよ」(48歳・男性)
「タワマンはエレベーターの数も限られてるので、特に朝はなかなか来ず、地上に行くまでも時間がかかります」(39歳・女性)
高さがないので安心、緑も見やすい

高さが苦手な人には、安心感があるそうです。緑が目に映りやすいのも、低層マンションの魅力のひとつです。
「高所恐怖症なので、低層を選びました」(33歳・女性)
「万一、子どもがベランダから落ちても、助かる高さは安心」(48歳・女性)
「窓から植栽の緑や鳥がよく見えます」(71歳・男性)
「窓開けの自然換気ができ、気持ちの良い風が入ってきます」(63歳・男性)
いかがでしたでしょうか。実際の居住者ならではのエピソードをたくさんお寄せいただきました。ぜひ、皆様のマンション購入の際に、今回のアンケート結果を頭の片隅に置いていただければ幸いです。
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