落ち着いた環境と文化的な風土をもつ文教都市「浦和」の魅力は、どこにあるのでしょうか。今回、実際にさいたま市浦和区・南区にお住まいの会員様をお招きして、実際に暮らしているからこそわかる視点から、浦和駅やその周辺の魅力を語っていただきました。
今回お話をお伺いした浦和エリアにお住まいの方々
Hさん
夫と大学1年生の長男と高校1年生の長女の4人家族。子供たちの受験が終わったことと、社宅が居住期限をむかえたことから、愛着のある街・武蔵浦和のマンションを購入。
Oさん
社会人になると同時に浦和に住み始め、社会人歴がそのまま浦和居住歴に。住めば住むほど浦和がますます気に入り、浦和駅最寄りのマンションを購入。週末は妻と1歳の息子と、近隣の公園で過ごすことが多い。
Yさん
実家は浦和駅東口の本太地区。様々な街に住んだ時期があったものの、浦和居住歴は通算で26年。浦和駅周辺にお住まいになって6年ほど経過した現在、長男がこれから通う学校を検討中。
Sさん
幼少時から南区住まい。結婚後、長女が生まれたことをきっかけに、別の街から実家が近い浦和にUターン。浦和居住歴はトータルで30年ほどで、浦和駅最寄りで新居を購入。
東京駅まで直通25分。都心ほか多方面へのアクセスが良好。バス網のターミナルでもある浦和駅
浦和なら都心への通勤もストレスフリーに
宇都宮線、高崎線、京浜東北線、湘南新宿ライン、上野東京ラインが乗り入れる浦和駅は、都心ほか千葉や神奈川、羽田・成田空港など多方面へのアクセスの良さで注目を集めるエリアです。「主人の勤め先が東京駅。浦和からなら1本で通勤できて便利だから」(Sさん)と、交通の利便性で浦和に住むことを選んだ方も多いようです。「うちも夫婦揃って東京までの通勤。妻は6時台と早めですが、私は9時台が中心。電車が空いている穴場の時間帯を狙って通勤しています」(Oさん)。「7時台の上り線は混み合うので、主人も6時半台の電車に乗っていますね」(Hさん)という声も。「南浦和駅だと京浜東北線の始発があるので、妊娠中や体調が優れないときはいったんここで下車して、東京駅まで座って通勤していました」(Yさん)など、皆さん各々に時間帯や隣駅の始発を利用するなど、ストレスを軽減した通勤を叶えているようです。
バスや自転車に乗れば広がる行動範囲
「通勤時はバスが2~3分おきに来るので、歩ける距離でもつい乗ってしまう」(Yさん)と、浦和駅を拠点としたバス網がとても発達しているのも暮らしの中のメリットです。「浦和のバスは休日の使い勝手もいいですね。バリアフリー化が進んだ大型車輛が多いので、ベビーカーをたたまずに乗れる点も助かります」(Oさん)と、充実したバス網とゆったりしたこの土地ならではの空気感は、子育て世代にも優しいよう。また、日々の暮らしに欠かせない自転車は電動式を購入するご家族が多数。バスや自転車で日々の行動範囲が広がるようです。「商業施設の地下などに大規模な駐輪場もあって、無理なく自転車を停められます。駅前の路上に停めたりすると、あっという間に回収されてしまうけど、おかげで街の景観がすっきりきれいに保たれているのでありがたいですね」(Oさん)。
デパートやファッションビル、スーパーなどが徒歩圏内にある充実の買い物環境。
百貨店を普段使いに。スーパーと使い分けも
駅ビルのアトレ、駅西口に伊勢丹、東口にパルコ。さらにイトーヨーカドーなどのスーパーが連なる浦和駅周辺には、食品・日用品から衣料品、雑貨まで揃うショッピングエリアが広がっています。「アトレでは新鮮な野菜が比較的安く買えるし、18時から安売りを始める鮮魚店は妻のお気に入りです」(Oさん)。「伊勢丹は、生鮮食品の質がやっぱりいいですね」(Yさん)。「普段はパルコの地下にある大丸フードマーケットやアトレで買うことが多いです」(Sさん)と、皆さん徒歩圏内にあるデパ地下を普段使いに、スーパーなどと使い分けているようです。「東口の前地商店街にあるマルフクは、野菜や果物が新鮮で安く、すごくおすすめ」(Sさん)。「イトーヨーカドーはよく利用していますね。ここで賄えないものはオーケーストアへ。バス停が目の前なので便利です」(Yさん)。
近隣には大型のショッピング施設や評判のスイーツ店なども充実
「さいたま新都心にあるコクーンシティにはよく行きます。家電量販店もここに」(Yさん)「浦和美園のイオンまでバス1本。電車で大宮のそごうへ」(Oさん)と、電車やバス、車で近隣の商業施設へ足を伸ばす場合も、池袋や新宿、有楽町などの都心へ買い物に行く場合も浦和駅からならスムーズです。このほか浦和駅周辺には、個人経営のパン屋やスイーツショップ、レストランなども豊富。「クーネルベーカリー」をはじめ、「アカシエ」や「ケルクショーズ」といった馴染みのケーキ店など、皆さん各々お気に入りの店名をあげてくれました。「武蔵浦和駅周辺も、ここ10年くらいで栄えてきたエリア。おすすめのベーグルショップやロールケーキが人気のお店など、いろいろできています」(Hさん)。「南浦和駅周辺はマルエツやダイエーなどスーパーが多いイメージですね」(Sさん)など、周辺エリアへ目を向ければ、さらに日常が楽しく充実しそうです。
文教都市・浦和。南浦和駅周辺には進学塾が林立する“塾銀座”も
学校の選択肢が広がる浦和エリア
「市立高砂小学校や市立岸中学校は、私が子供の頃から有名でした。教育に熱心な地域だから、必然的に公立の学校のレベルもあがるのだと思う」(Oさん)。「私は地元の中学校出身ですが、通っていた当時はそこまでとは思いませんでしたが、教育熱心な家族はますます増えている気がします」(Sさん)。文教都市・浦和は、子供の教育に対してとても熱心なエリアだとか。学区内にある公立の学校にわが子を通わせようと、浦和のマンションを購入するご家庭も多いと聞くほどです。また、県立浦和高等学校や県立浦和第一女子高等学校など、歴史ある公立の進学高も多い浦和。「うちの子は公立に行かせたけど、都内の私立に通う子も少なくない。立地の点から考えても、色々なエリアに通うことができるから、学校の選択肢は広範囲だと思います」(Hさん)。
学業もスポーツもバランスの良い教育
そんな教育熱心な土地柄からか、お隣の南浦和駅周辺には進学塾が充実しています。「あの辺りって“塾銀座”って言われていますよね」(Oさん)。
「私も実際に中学生の頃、南浦和の塾に通っていました。当時から塾の数が多かったですね」(Sさん)。競合が多いためか優秀な先生が集まり、浦和地区の子供たちも中学受験を目指し、南浦和まで通っているそうです。また学業だけでなく、子供向けのスポーツクラブの多さも浦和周辺の特徴。
「屋外プールもある沼影公園内には、水泳のほかにもいろいろな体育教室が。料金も良心的でとても人気です」(Hさん)など、スイミングをはじめダンスや体操、ジュニアサッカーや野球などが盛んだというお話しもあがりました。
駅近の図書館や映画館、ホテル、近隣には自然豊かな公園が。人々とのふれあいやぬくもりがうれしい
自然も文化も身近になる浦和ライフ
かつて「鎌倉文士と浦和画家」といわれた文教都市でもあり、県庁や県警もある浦和地区は、埼玉行政の中心。落ち着いた街の雰囲気が魅力です。「家を買うなら浦和がいいと常々思っていた。暮らしやすい環境だし、子育てするには好条件」(Yさん)。さらに、かつての自然の景観を活かした別所沼公園をはじめさくら草公園なども点在。駅前のパルコには、21時までオープンしている公立図書館や子育て支援センター、映画館などが併設され、利用しやすいと皆さんに好評でした。「この街には何でも揃っているので、子育て中の現在は、浦和からほとんど出ないほどです」(Yさん)との声も。
人が優しい。温もり溢れるコミュニティ
さいたま市うなぎまつり、狛犬の代わりにうさぎが置かれていることで知られる調(つき)神社の十二日市、浦和祭りなど地域の催しも多い浦和エリア。「この辺りの町内会は結束力がある印象。地域にいったん溶け込めば、ずっと親切に接してもらえそう」(Oさん)。「しばらく浦和から離れてまた戻って来て感じるのは、浦和の人の優しさ。子供を連れて歩いていると、年配の方に“可愛いね”と声をかけてもらえることが多いです」(Sさん)など、地域住民の温かさがうれしいとのお話も。「お母さん同士がすぐ仲良くなって、見ていて微笑ましいですね。私も主人も地方出身で転勤族なのですが、この街に初めて来たときに、街の人の温かさや優しさにとても励まされました」(Hさん)。
座談会を終えて
アクセスの便利さ、落ち着いた街の趣、そして人と人との温かいつながりが共存する浦和エリア。今回、実際にお住まいの皆様からのお話を伺い実感できたのは、満足度の高いライフスタイルがこの地で得られるということ。長く住むほどに、より心豊かになれる場所・浦和には、長く暮らす幸せが息づいています。
- 掲載の情報は2016年9月時点の情報です。
- 「エリア座談会」の情報は、ご参加いただいた方の感想や体験に基づくものです。
- :浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業、2020年完成予定(さいたま市発表。2016年5月時点)
浦和駅西口ビル新築工事、2018年完成予定(JR東日本発表。2016年5月時点)。