ガーデニング

春からはじめるガーデニング
~春の花セレクション~

エレモフィラ・ニベア ホワイトツリー(ハマジンチョウ科)

銀色の毛に覆われたシルバーリーフと淡い青紫の花の対比が美しい花です。
乾燥に強く、湿気を嫌います。水の与えすぎに注意してください。
庭に植えると大きくなる常緑低木です。

室内で短期間観賞する場合は、こんな風に個性的な鉢カバーとあわせてもいいですね。

スーパーアリッサム ホロスティーナイト(アブラナ科)

イエローの斑入りの葉が特長。
可憐な白い小花をつけ、横に広がって成長します。
春らしい明るさに満ちています。

カトレアクローバー(マメ科)

ツメクサと品種違いで、ツメクサより草丈も低く小さな雰囲気です。
こんもりとした白紫の小さなまるい花が咲きます。

パンドラ アネモネ(キンポウゲ科)

クリーム色のアネモネも、かわいらしいイメージで春にぴったりです。
日当たりのいい場所に置いて、水をたっぷりやってください。
枯れた花を早めに摘みましょう。プランターに植えれば5月頃まで咲き続け、株が長持ちします。

オキザリス ダブルイエロー"心愛(ここな)"(カタバミ科)

めずらしい八重咲きのオキザリスです。
クローバーのような葉もかわいらしく、丈夫で初心者におすすめです。
日当たりのいい場所で育ててください。

マーガレット サマーソングディープロース(キク科)

華やかなピンクのマーガレット。
一鉢だけで育てても、一気に春らしい気分を誘いますね。
日当たりと風通しのいい場所で育ててください。

マーガレット エンジェリックホワイト(キク科)

八重咲きの純白のマーガレット。
まるいこんもりした花の形が愛らしく、先のサマーソングディープロースとはまた違った雰囲気が楽しめます。
長い期間、開花を楽しめるマーガレットは、さまざまな品種がありますので、好みに合ったものを選んでください。

ペペロミアロッソ(コショウ科)

肉厚のつややかな緑の葉、葉裏が鮮やかな赤、棒状に立っているのが花になります。
個性的なスタイルで、乾燥に強く育てやすいです。

ムラサキオモト(ツユクサ科)

ピンクとグリーンのストライプと、赤い葉裏が、まるでリボンのようにきれいなカラーリーフです。
日当たりのいい場所でよく育ち、茎は挿し木にして増やすこともできます。

著者:寺井 通浩
東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。
「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。