これで解決!ベッドのマットレスの買い替え

インテリアは、私たちの暮らしにとけこんだ身近な存在。でも、いざインテリアを選ぶ、コーディネートする、お手入れをするとなると、意外と難しく、いろいろな疑問が浮かんでくるものです。このコーナーでは、皆様のご質問やご相談にスペシャリストがアドバイスします。知れば知るほど奥深いインテリアの世界をぜひお楽しみください。

目次

ベッドのマットレスを買い替えようと思っています。快眠のためにはどんなマットレスがいいのでしょうか?

杉並区S様からのご質問
今使っているマットレスは、かれこれ10 年近くの付き合いになります。背中の部分がへこんで、寝心地も落ちてきた気がしますし、朝目覚めたら身体が痛くなっているときもあります。せっかく買い替えるので、ぐっすり眠れて身体の疲れがすっきりとれるマットレスが欲しいのですが、選ぶ際のポイントはありますか?

睡眠の質に対する関心が高まっており、どのようなマットレスがいいのですか、というご質問をよく頂戴いたします。私たちシモンズでは、身体に負担のない理想的な寝姿勢を保つポケットコイルのマットレスを様々な寝心地でご用意しており、お客様に実際に横になって試していただきながら、一人ひとりの体格や寝姿勢などに合った最適なものをお選びいただけるようアドバイスしています。
今回ご相談のS 様も、マットレスの選び方が分からないということですので、ご自身に合ったマットレスを選ぶためのポイントをご紹介したいと思います。


STEP1 理想的な寝姿勢を知る

まずは理想的な寝姿勢についてお話します。人の身体が最も楽な状態は、立っているときの背骨が緩やかなS字を描いている状態と言われ、寝るときもその状態を保つことが理想とされています。
例えばマットレスが柔らか過ぎると、背中や腰が大きく沈んで背骨が湾曲しますし、逆に硬過ぎると背骨が引き伸ばされるような形になり、どちらの場合も身体に負担をかけたり、寝苦しくなったりします。身体をしっかり休めるために、理想の寝姿勢を保てるマットレスを選びましょう。

【立ったときの背骨のラインに近い寝姿勢が快眠のポイント】


STEP2 マットレスの種類を知る

次にマットレスの種類についてご説明します。マットレスはいろいろな種類がありますが、広く一般に出まわっているものは、大きく3つの種類に分けることができます。それぞれに特徴がありますので、マットレス選びの参考にしてください。

■ポケットコイルのマットレス

中にスプリングが入ったタイプのマットレスで、スプリングは1 つひとつ独立し、点で身体を支えます。身体の形に合わせて独立したスプリングが沈むので理想的な寝姿勢を保て、身体に優しくフィットするような寝心地が得られます。隣で寝ている人が寝返りしてもほとんど揺れません。その快適な寝心地から様々な一流ホテルでも採用されています。

■ボンネルコイルのマットレス

らせん状に巻いたコイルを連結したものがボンネルコイルです。ポケットコイルが1 つひとつの点で身体を支えるのに対して、ボンネルコイルは面で身体を支えます。適度な弾力性があり、しっかりとした寝心地があります。

■ウレタン系のマットレス

主にウレタン系の素材でつくられたマットレスで、身体を優しく包むような寝心地が得られます。コイルスプリングのマットレスに比べて、耐久性に劣り、蒸れやすいという特徴がありますが、近年では復元性や通気性に優れた素材や、環境に優しい素材も登場し、次世代のマットレスとして注目されています。


STEP3 使い心地を確認する

最後にマットレスを実際に選ぶ際のポイントです。よく手で押したり、腰を掛けたりするだけで寝心地を確かめようとする方がいらっしゃいますが、それでは不十分です。必ず10分~20分くらいかけて実際に横になり、仰向けだけでなく、横向きや寝返りのしやすさも確かめましょう。また、たとえ同じポケットコイルのマットレスでも、スプリングの弾力性や綿などの素材はマットレスによってまったく違いますので、いろいろなものを試しながら比較して自分に合ったものを選ぶことが大切です。

マットレスと枕には相性があります

柔らかいマットレスに高い枕を組み合わせると、身体が沈んで首が持ち上がる格好になります。一方、硬めのマットレスに低い枕を組み合わせると、首や頭の位置が低くなってしまい、首筋の傷みや肩こり、イビキの原因になります。そのためマットレスを選ぶ際は、枕も一緒に選ぶか、使っている枕を自宅からお持ちいただくことをお奨めします。

ハイ・ミドル・ローの3 つの高さが
用意されているシモンズの枕。

【シモンズのご紹介】

今回お話を伺った日比谷シモンズギャラリーには、数々の一流ホテルで採用されているポケットコイルのマットレスのほか、光や音、室温など睡眠環境をコントロールできるベッドなど、睡眠科学を導入した寝具やベッドがたくさん並び、その寝心地の良さを体感することができます。睡眠のプロが的確なアドバイスをしてくれますので、寝具選びの際は足を運んでみてはいかがでしょうか。ギャラリーやショールームは日本全国の主要都市にあります。

【日比谷シモンズギャラリー】

〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-5-2 東宝ツインタワービル1F
営業時間:10:00~19:00 定休日:年末年始・夏季休業
(※展示会等で休業する場合があるのでご確認ください)
TEL:03-3504-2480
ホームページ:http://www.simmons.co.jp

インテリアのお手入れMEMO Vol.3

マットレスのお手入れについて、石川さんにお聞きしました。

マットレスのお手入れ

  • 3ヶ月に1度のお手入れ
    マットレスを同じ向きで長期間使うと、背中やお尻部分にヘコミができてしまいます。マットレスの寿命を縮めますし、寝姿勢の崩れにもつながるので、3ヶ月に1度を目安に、向きや表裏を変えて使いましょう。男性と女性のマットレスを定期的に交換するのも効果的です。
  • 裏返して使用できないマットレスもありますのでご注意ください。

三菱地所ホームからのワンポイントアドバイス

ご夫婦が一緒の寝室の場合、従来はダブルやクイーンなど、大きなサイズのベッドを一緒に使うのが一般的でした。最近ではそれぞれが最適なマットレスを使うため、シングルサイズのベッドに分けるスタイルが主流になりつつあり、それに合わせてベッドのデザインは2つ並べたときに一体感のあるものが多く登場しています。理想のマットレスは、性別や体格によっても違ってきます。快眠のために、ご夫婦それぞれに適したマットレスを使ってみてはいかがでしょうか。

三菱地所ホーム株式会社 インテリアセンター
宮川裕子(みやかわゆうこ)

シングルサイズでご夫婦それぞれに適した 寝心地の良いマットレスを。