これで解決!ダイニングチェアのリフォーム

インテリアは、私たちの暮らしにとけこんだ身近な存在。でも、いざインテリアを選ぶ、コーディネートする、お手入れをするとなると、意外と難しく、いろいろな疑問が浮かんでくるものです。このコーナーでは、皆様のご質問やご相談にスペシャリストがアドバイスします。知れば知るほど奥深いインテリアの世界をぜひお楽しみください。

目次

家族の思い出がたくさん詰まった古いダイニングチェア。もう、買い替えるしか方法はありませんか?

川崎市M様からのご相談
我が家のダイニングセットは、我が家に来てから早20年。
座面と背面に張った革に汚れが目立ち、クッションも劣化して座り心地も・・・。改築のときに祖母から贈られたものなので、私も母も、できれば使い続けたいと思っているのですが、買い換えるしかないのでしょうか?

家族と同じ時間と空間を過ごしてきたインテリアには、強い思い入れをお持ちの方も多く、古いインテリアを修理して使い続けたいというご要望をよく頂戴します。
クラシック家具の製造・販売会社ダニエルでは、「家具の病院」という家具の修理部門を設け、自社製品に限らず、家具の修理を承っています。「病院」の名の通り、担当者が修理する箇所を診断し、またお客様のご要望も伺いながら、修理内容を「カルテ」に起こします。そしてそのカルテを基に、熟練の職人が一点一点手作業で修理を行います。
今回ご依頼のダイニングチェアは、他界されたご祖母様から贈られた、家族団欒を囲む大切なものと伺いました。お客様の、家具に対する愛着を感じながらだと、職人の手にも自然と力が入ります。

ダイニングチェア修理過程レポート

M様のダイニングチェアは、元々の制作が丁寧なものでしたので、脚のぐらつきや木部の破損はありませんでした。
今回は、革の汚れが目立つ、背と座面のカバーの張り替えとクッションの交換を行いました。
表面的な張り替えではなく、内材まですべて剥がし再生して、新品同様の座り心地を蘇らせる作業です。

生まれ変わった椅子に新鮮な感動。これからも、愛着を持って大切に使えそうです。

川崎市M様からのご感想

座面には汚れの目立ちにくい濃い色味の無地(マナトレーディングにて購入)を、背面は一番手が触れるので防水・防汚加工の施された生地を選び、その中から母の希望で花柄(カサマンスにて購入)に決めました。母と一緒に3店舗もショールームを回ったのですが、綺麗な生地を見比べながら、ああでもないこうでもないと話したり、私の知らない祖母の思い出話を聞いたりと、思いがけず楽しい時間となりました。
以前の張り地とはがらりと印象を変えたので、どう仕上がるのか不安もありましたが、建部さんやショールームの方々にいただいた的確なアドバイスのおかげもあり、想像以上の出来栄えに母も私も満足しています。ちなみに、修理中は代用の椅子を貸していただけたので、生活には一切支障はありませんでした。
生まれ変わった椅子を置いてみると、今までとは部屋全体の印象まで変わって、とても新鮮です。これからも、より一層愛着を持って大切に使えそうです。職人の方々の思いが伝わってくるような、丁寧な仕上がりに、祖母も喜んでくれているのではないでしょうか。

【ダニエルのご紹介】

インテリアのお手入れMEMO Vol.1

布製品、革製品のお手入れについて、建部さんに聞きました。

布製品の家具のお手入れ

  • 日常のお手入れ
    掃除機でホコリを吸い取りましょう。
    シミには、シミ取りクリーナーを直接噴きかけて、乾いた布で叩くように取ります。
  • 大掃除のお手入れ
    3~4ヶ月に一度、専用の防水スプレーを全体にかけておけば、より長持ちします。

布製品の家具のお手入れ

  • 日常のお手入れ
    掃除機をかけて、柔らかい布で乾拭きしましょう。
    • 本来皮は、人の皮脂などがワックスの役目を果たし、使っていくうちに艶やかになります。汚したくないためにソファに布を被せているのをよく見ますが、布が油分を吸収して皮が乾燥し、表面がボロボロになってしまうことがあるので、お勧めできません。
  • 汚れがついてしまったら
    防水スプレーやクリーナーなどは、ダニエルでご購入できます。お近くのホームセンターなどで見つからない場合にはお問い合せください。