将来のライフスタイルや経済的なメリットを考えたとき、コンパクトマンションは魅力的な選択肢となりそうです。

「人気のあるエリアで、駅近が第一条件であったため、間取りと広さは妥協した結果、コンパクトなマンションの購入に至りました」（42歳・女性）

「広すぎると持て余すので、夫婦2人で過ごすのに快適なサイズにしたかったから」（36歳・女性）

「ファミリータイプのマンションに比べて広さはコンパクトになる分、購入時の物件費用は抑えられます。住宅ローンの組み方によっては、同条件の物件をこれまでの賃料と変わらない支払いで購入も可能です」（44歳・女性）

「子どもが1人だったので、2LDKで十分と考えました」（69歳・女性）

「家族構成が変わった時に、売り貸しがしやすいから」（36歳・男性）

回答で目立ったのは、立地のよさや掃除のしやすさ。ほかにも、実際に住んでみてわかるメリットもあるようです。

「駅近に立地する物件が多いのが一番のメリットといえます。通勤・通学、買物、そのほかの日常生活に便利な施設も近いため、効率的に暮らすことができます」（44歳・男性）

「最寄り駅から徒歩5分圏内でなんでもそろう上に、外食も困らない。スーパーがコンビニ感覚で使える」（37歳・女性）

「特に雨が降った日は、傘をささずに駅を利用できるので、通勤は楽になりました」（51歳・男性）

「無駄なスペースがなく、掃除も片づけもしやすく、モノが必要以上に増えない」（53歳・女性）

「戸締まりする箇所も少なく、すぐに出かけられるのが意外と便利だった」（45歳・女性）

「一軒家より夏は涼しく、冬は暖かい」（68歳・女性）

「必要最小限の設備があればいいということで、特段凝ったデコレーションや見栄えを追求した構造ではないところがいいです」（53歳）

「大規模マンションでもないため、住んでいる人の顔ぶれもわかり、不安感がありません」（69歳・女性）

「家族の距離が近い。広い家に生まれ育ち、広いことにあまりメリットを感じていなかったので理想通りだった」（40歳・女性）

「2人しか住んでいないのでちょうどよい広さ。畳部屋もあるし、リビングと寝室にテレビもあるので、別々に見たいときは見れるし、ほどよい距離感です」（47歳・女性）

「管理費や積立金も安かった」（63歳・男性）

コンパクトマンションの購入を検討している人に向けて、伝えておきたいメッセージ＆アドバイスを伺いました。

「ライフスタイルの変化による売却の可能性も想定し、より資産性を重視して物件選びをすることが重要です。売却だけではなく、住宅ローン完済後には賃貸運用することも可能ですから、そうした可能性を想定し、駅からの距離、主要駅へのアクセスのよさ、周辺の商業施設等も十分に考慮して探すことをおすすめします」（44歳・男性）

「結婚、子育てなど、ライフスタイルによっては、狭く感じるかもしれませんので、今後の予定を鑑みてよくご検討することをおすすめします。
都会で、狭くても利便性をとるか、環境を重視して郊外に住むかによっても変わると思います」（54歳・女性）

「子どもが1人なら、2LDK（60㎡くらい）のマンションで十分だと思う。我が家はリビングにソファを置きたかったため、リビングが10畳以上の部屋を探しました（8畳前後ではソファは置けない）」（69歳・女性）

「小さければ電気と冷暖房費も安いので、毎月の出費でメリットを感じられると思う。ただファミリーでは住みにくいので、数年で売る方も多いだろうから、値段が下がりにくい駅近が必須条件」（63歳・男性）

「一緒に暮らす人とよく話しておくことだと思います。こだわりを捨て、譲れる部分を譲るとコスパは最高によいと思いますよ」（53歳・女性）

「最初は小さいと引け目に思い後悔もあったが、慣れてくるとメリットも多く『小さくともかわいい我が家』と感じるようになりました」（63歳・男性）

いかがでしたでしょうか。実際の居住者ならではのエピソードをたくさんお寄せいただきました。ぜひ、皆様のマンション購入の際に、今回のアンケート結果を頭の片隅に置いていただければ幸いです。