中古+リフォームという選択

中古マンション+リフォームという選択肢

新築と比較して、価格が手ごろで物件数が多く、希望エリアで探しやすいのが中古マンション。
さらにリフォームを行えば、自分好みの住まいも手に入ります。
住まい選びの選択肢として、「中古マンションを買ってリフォームする」ための基本の4つのポイントを紹介します。

Point1:リフォームを前提とした中古マンションの選び方

信頼できる不動産会社を上手に活用して情報収集。リフォームのしやすさや、各種制限も念頭に。

中古マンションの購入で最初に行いたいのが、新築物件と同様、自分たちの希望条件を決めること。特に中古マンションは価格やエリア、広さ、築年数など、選べる幅が広いため、細かく条件を絞り込むことが大切になります。

物件探しは主にインターネットや情報誌、チラシなどで情報をチェックし、不動産仲介会社に問い合わせます。問い合わせ時の対応やアドバイスにより、信頼できる仲介会社を見つけたら、希望条件を伝え探してもらうのも効率のよい進め方です。物件選びのアドバイスや、適正な価格、将来の価値などプロの視点で教えてもらえたり、まだ市場に出ていない、販売されたばかりの物件を紹介してくれることもあります。

また、リフォームを前提として探していることも、はっきり伝えることが大切です。
設備の交換やクリーニングはほとんどの場合問題なくできますが、マンションによってはリフォーム内容に管理規約で制限が設けられている場合もあります。さらに間取りを変更するなど、大規模なリフォームを考えている場合は、構造に注意が必要です。一般的に「スケルトン・インフィル(SI)式」でつくられているマンションは、間取りの変更がしやすいので、大掛かりなリフォームを考えている人はおすすめです。

Point2:物件見学は仲介会社の同行が基本

できるならリフォーム会社のスタッフとも一緒に見学を。

気に入った物件が見つかったら、次は物件見学です。中古マンションの場合は、紹介してくれた不動産会社に案内をしてもらいます。事前に見学時のチェックポイントをリスト化しておくと、確認もれを防ぐことができます。
また、すでにリフォーム内容や施工会社を決めている場合は、リフォーム会社のスタッフにも同行してもらうと安心です。構造面からできることできないことが判断できたり、実際にリフォーム工事を行う際の機材搬入など含め、工事のしやすさも分かるので、予算も含めてより具体的な相談がしやすくなります。

さらに、住戸だけではなく、エントランスやゴミ置き場、自転車置き場などの共用部も見ておきましょう、そのマンションの管理状態や住民マナーの良し悪しを確かめる基準になります。

一般的に、中古マンションは先着順で購入申込みを受付けます。無駄に焦る必要はありませんが、物件見学は記憶の確かな内に取捨選択しやすいように、できる限り短期間に複数の物件を見学・比較することも、理想の住まいを早く手に入れるポイントです。物件比較時の印象や条件を記載した自分なりの比較表などを作成しておくと、選択時の整理がつきやすくなります。

Point3:住宅ローンの種類や手続きは、専門機関に相談を

購入費用とリフォーム費用はまとめて住宅ローンを組める。ただリフォーム会社を決めておくことが重要。

中古マンションを購入する際には「フラット35」をはじめ、各種住宅ローンを利用できます。一方、リフォーム資金を借りる際には、通常専用ローンが用意されています。リフォームローンは無担保で借りられることも多い分、購入用ローンと比べると返済期間が短く、金利も高めに設定されていることが多くなっています。

中古マンションを購入し、その後にリフォームを考えている場合は、購入用の住宅ローンとリフォームローンを組むのが一般的です。
ただ、新生活をリフォーム後の住まいでと考えている人は、住宅ローンはリフォーム費用も含めた住宅ローンを組むと、手続きが煩雑にならずスムーズです。最近は大手都市銀行でも物件費用+リフォーム費用を、一本にした住宅ローンで借りられるケースも増えています。一番のメリットは、金利の低さと返済期間を長く設定できる点です。

ただし、住宅ローンを一本にまとめるには、物件購入とともにリフォーム工事分の見積もりが必要になるなど、リフォーム会社を決めておかなくてはいけないことが多くなっています。いつ、どのタイミングで何が決まっていなくてはいけないのか、不動産会社や金融機関に相談しておくとよいでしょう。

Point4:リフォーム会社の選び方

得意な工法やデザインは千差万別。見学会やイベントに積極的に参加しよう。

現在、リフォームニーズの高まりから、たくさんのリフォーム会社があります。
ローコストでの施工が得意な会社、マンションリフォームが得意な会社、依頼者の希望を汲むことが得意な会社など各社得意ジャンルはさまざまです。

そんなリフォーム会社のタイプは、大きくわけて「大手リフォーム会社」、「設計事務所」、「工務店」の3タイプ。一般的に大手リフォーム会社はコスト面、設計事務所はデザイン力、工務店はきめ細かな対応が強みです。会社によっては、物件探しまで協力してくれる会社もあります。

また、会社ホームページで紹介されている事例がマンションが多ければ、マンションリフォームが得意。戸建てともに行っていれば、それだけ情報の蓄積があり、ノウハウも豊富でしょう。総額費用が記載してあれば、自分たちの予算に見合うかの判断材料になります。見積もり依頼はより深く会社のことを知ることできるので、1社だけでなく複数依頼して、比較検討しましょう。

もっとその会社のことが知りたいとなったら、会社が行う相談会や現場見学会などのイベントに参加しましょう。聞きたいと思っていたことも聞けますし、様々な提案もしてもらえます。早くから意中の会社が見つけることは<Point3>で紹介した住宅ローンでも重要ですし、物件の内覧に同行してもらい、アドバイスを受けることもできるので、物件探しにもメリットがあります。ぜひ、積極的に動いてみてください。

デザインひとつも千差万別。見学会、セミナー、ショールームなどに実際に足を運び、情報収集を入念に行いましょう