話題の「ふるさと納税」って？
「ふるさと納税」とは、自治体への寄付を通じてその自治体を応援できる制度です。
寄付する自治体は、自分の生まれ育った故郷でも、よく行く旅行先でも好きな自治体を選ぶことができます。寄付を受けた自治体は、寄付金を活用して地域の街づくりに役立てることができます。また、寄付した人にお礼の特産品を送る自治体もあります。
さらに、寄付した人は寄付金額のうち2,000円を超える部分について、所得税と住民税から原則全額控除を受けることができます。（上限あり）好きな自治体の役に立てて、特産品をもらえ、税金まで安くなるのが人気をよんでいる理由なのです。この機会にぜひ「ふるさと納税」を活用してみましょう。
「ふるさと納税」で得られるメリット
「ふるさと納税」で得られるメリットは、大きく2つあります。
自治体からお礼の特産品がもらえる
自治体に寄付すると、お礼の特産品を送ってくれる自治体もあります。特産品はブランド牛やブランド米、銘酒やフルーツ、魚介類など実に多岐にわたります。
税金の控除が受けられる
寄付金額のうち2,000円を超える部分について、確定申告を実施することで、所得税と住民税から原則全額控除されます。（上限あり）
しかもサラリーマンの方は、「ふるさと納税ワンストップ特例制度」という面倒な確定申告が不要となる制度を活用することができます。
～「ふるさと納税ワンストップ特例制度」とは？～
確定申告の不要なサラリーマンなどの給与所得者がふるさと納税を行う際は以下の条件を満たせば、確定申告が不要となる制度です。
- 1年間の「ふるさと納税」寄付先自治体が5つまでであること
- 寄付先自治体に特例を適用する旨の申請書を提出すること
- 寄付を行った年の所得に関して、確定申告を実施する必要がないこと
寄付先自治体が6つ以上の場合や確定申告にて申告が必要な所得がある場合は確定申告を実施する必要があります。
「ふるさと納税」は1年中いつでも受け付けていますが、寄付する自治体が休みの場合は受付できないので注意が必要です。
税金の控除を受けたい場合は、1/1～12/31の間に寄付した金額を申告し、控除を受けることになるので、12/31までに寄付を済ませる必要があります。年末は自治体も休みのため、余裕を持って手続きすることが大切です。
自治体が一押しする、グルメ特産品がもらえる！
自治体からのお礼の特産品は実にさまざまです。その中でも大人気のグルメ特産品をご紹介します。
（ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」のイチ押しのお礼の品より。内容は2021年12月1日現在のもの。）
オホーツク産 ホタテ玉冷大 1kg（北海道紋別市）
オホーツク産のホタテは、北海道内でも稚貝（一年貝）を放流してから4年間、流氷や水温の低い荒波の中で逞しく育ちます。養殖とは違い、旨味が凝縮され食感もよい、大粒のホタテは食べ応えも抜群。お刺身・フライ・バター焼き・ホタテマリネなど、さまざまな料理に使用できます。
「佐賀牛」肩ロースすき焼き用 500g（佐賀県上峰町）
黒毛和牛・佐賀牛の専門店・ミートフーズ華松の「佐賀牛のすき焼き用お肉」です。肩から背中にかけて、頭にもっとも近い部位「肩ロース」は適度なサシ（脂）が入ったお肉で、やわらかい食感と濃厚な旨みが楽しめます。しゃぶしゃぶやすき焼き、煮物など幅広い料理におすすめです。ミートフーズ華松は、目利きした黒毛和牛を一頭買いしているため、鮮度と味には格別の自信を持っています。
自分が利用できる寄付金額を調べよう
12月は、ふるさと納税がもっとも盛り上がる時期。手続きを面倒に感じる人もいるかもしれませんが、「ふるさとチョイス」のサイトには、収入によってどれくらいの金額のふるさと納税を利用できるのか、シミュレーションするページもあります。
こうしたページを使って、自分が利用できる寄付金額さえわかれば、手続きはことのほか簡単です。ぜひ、チャレンジしてみましょう。