住まいの悩みはプロにまかせよう!

Vol.10「スムーズに家を売るために知っておくべきことは?」

家の売却活動はなるべく効率的に進めたい――。すぐに売却したい人も、ゆくゆくは売りたいと思っている人も知っておくと役立つポイントを三菱地所ハウスネットの3人のプロに聞きました。
(左:三菱地所ハウスネット 神戸三宮営業所 冨永 歩/中央:三菱地所ハウスネット 尼崎営業所 髙﨑 康加/右:三菱地所ハウスネット 梅田営業所 熊本 嵐)
※肩書きは取材当時のもの

家を売却する前に、知っておいたほうがよいことは何ですか?

売却活動を始めるにあたり、媒介契約の締結が必要となります。媒介契約には「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があります。この中からご希望に合った一つをお選びいただきます。

「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」は、一社のみに販売活動を依頼します。三菱地所ハウスネットでは売主様の窓口となり、ご事情、ご要望を踏まえた売却活動を進めて参ります。「三菱地所の住まいリレー」ウェブサイトはもちろん、注目度の高い不動産ポータルサイトへも掲載いたします。

また、当社では、大手の同業他社数社と物件情報を交換し、相互にウェブサイトへ公開しており、幅広い購入検討客の目に触れるよう機会を設けています。

一方、「一般媒介契約」は三菱地所ハウスネットだけではなく、複数社に対して、売主様ご自身が直接、販売活動を依頼できます。物件紹介の間口が広まるメリットがありますが、どの会社の担当者と、どこまで話をしていたのかが曖昧になる恐れもあります。また、売主様への販売状況の報告義務がなく、売主様ご自身で情報を整理する必要があるため、ご負担が大きいと思われます。

「専任媒介契約」と「専属専任媒介契約」の違いは何ですか?

1つ目は、売主様への販売活動状況の報告義務です。「専任媒介契約」は2週間に1回以上であるのに対し、「専属専任媒介契約」は1週間に1回以上になります。なお、三菱地所ハウスネットでは「専任媒介契約」で10日に1回と高頻度でご報告しています。

2つ目は、業界のデータベース「レインズ」への登録期日の違いがあります。レインズとは国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているネットワークシステムで、多くの不動産会社が物件情報を共有しています。

3つ目は、売主様が自ら見つけた買主様との契約ができるか否かです。「専任媒介契約」はそれができますが、「専属専任媒介契約」はできません。

当社と専任または専属専任媒介契約を締結いただいた際には、設備点検保証と24時間緊急対応がセットになった「あんしんサポート」サービスをご用意しています。

担当者と話をスムーズに進めるために売主が整理しておくことは何ですか?

不動産の売却は大変重要なご決断ですので、まずはご家族と事前に話し合われることが大切です。
例えば、ご主人が一人で売却活動を進められて、売買契約を締結する直前になり、奥様や親御様の同意を得ていないことがわかる、ということもあります。
「いつまでに、この金額以上で売りたい」という売却希望時期等を決めておくこともポイントです。売却希望時期によって売却提案価格が変わってくるため、担当者も情報を把握しておくと対策を立てやすいです。また、買主様にとっては、いつ物件を引き渡してもらえるかが重要ですので、引き渡しの時期が明確だと話を進めやすいです。
「数年後には転勤になりそう」や「不動産を相続したときの参考に」など将来に備えた売却査定依頼やご相談も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

「三菱地所の住まいリレー」では、レジクラ会員様専用の無料査定の申し込みフォームをご用意しています。レジクラウェブサイトへログインし、「三菱地所の住まいリレー」へアクセスいただくと、お客様情報やご所有マンション情報を自動反映しますので、内容のご確認のみで簡単に査定申し込みが可能です。