整理収納のコツ

“お片付け”の基本は、モノを減らすことからスタート!

モデルルームのように憧れたくなる住まい。理想としている方も多いですよね。
そこで気になるのは、どうしたら“片付いた”快適な空間がキープできるのか。まずは、お住まいの「整理・収納に関するアンケート」結果を見ていきましょう。

あなたのお住まいに“お片付け”の点数をつけると何点?

平均点は60点!“お片付け”の自信アリ?それともナシ?

2017年3月実施/「整理・収納に関するアンケート」N=253

この記事をご覧のみなさまは、自分のお住まいに何点を思い浮かべたのでしょう?アンケートでは、ご自宅の“お片付け”の状況を、100点満点で点数をつけてもらったところ、80点以上は25.7%、60~79点という方は39.6%。なかなかの高得点!かと思いましたが、平均値では60.6点と、何かしらの不満を感じている結果になっています。では、どんな減点ポイントがあったのでしょうか?

アンケートの減点ポイントをピックアップ!

  • 『本来なら片づけるべきものをあちらこちらに積んで、置きっぱなしになっている。(60点)』
  • 『収納スペースが少なく、部屋に置きっぱなしの布団や季節家具があるから。(50点)』
  • 『子どもが散らかしたおもちゃや、幼稚園、学校のものも整理しきれず…家中が乱雑なためです。(0点)』
  • 『引越して1年になりますが、まだダンボールが山積み状態です。(50点)』
  • 『引越の荷物を片づけていない。そもそもキャパオーバーなサイズなので片づける余地がない(45点)』
  • 『子どもの洋服や雑貨が増えて片付かなくて収納に困ってる(50点)』
  • 『子どものちいさかったころの洋服、作品、ノートなどが捨てられない。(50点)』

置きっぱなし、子どものモノ、収納不足、引っ越しの荷物…。「うちも同じだわ。」という方もいらっしゃいますよね。では、これらのものを片づけるには何から始めるといいのでしょうか。

Less is more.とは、少ないほど、豊かであるという考え方

シンプルにいつも考えることで、お部屋がスッキリとキレイに。

「Less is more 」とは、近代建築の巨匠、家具デザイナーとしても知られる、ドイツのルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(1886-1969)が、発信したメッセージです。Lessでモノを整理しシンプルにすることで、Moreとしてそこにあるものがより引き立つ、あるいは心理的な充足感が高まるということになります。「断捨離」では、本当に必要なもの以外は、全部捨ててしまうといいますが、捨てることで、豊かさを得るという考えは共感しやすいものがありますね。では、シンプルに考えるための“お片付け”のポイントを整理してみましょう。

“お片付け”のポイントは、やっぱり「減らす。捨てる。しまう。」

ザ・パークハウス横濱伊勢町より

モノへの愛着、もったいないと思うことは大切ですが、そのために自分たちの住まいに減点ポイントが増えてしまうのは残念なことですよね。三菱地所レジデンスでは、片づけやすく、より住まい空間が快適であるようにと収納の工夫にもこだわっています。
(参考リンク:「イエのつかいかた。」―収納の工夫編
でも、いますぐ“お片付け”をするならシンプルに次の3つにポイントを絞ってやってみましょう。

  • 「減らす。」
    数があって、必ず増えてしまうものは、いかに減らすサイクルをつくるかが大事です。
    • 1) 衣類…子どもの服や靴は、最優先。思い出も大事ですが、1年で成長しサイズも合わなくなって、クローゼットなどを占領します。大人は、衣替えがチャンスです。今シーズン着ていなかったらそれは、1年後に着ないものと判断しましょう。また、サイズが合わない服は、カラダに合うまでに流行も変わるのであきらめてしまいましょう。
    • 2) 食器類…頂き物などで増えてしまうこともあります。好みではないもの、新しいものを買ったとき、こちらは、リサイクルなどに提供するか処分し、新旧入れ替えをルールにしてみましょう。
    • 3) 書籍、DVDなど…いまの住まいで置いていい場所を決めます。そこからはみ出す分は、納戸などに段ボールを用意しストック。一箱まとまったところで、回収業者に発送するサイクルにすると、増え続ける心配がいりません。
  • 「捨てる。」
    タイミングも大事なのが、捨てる行動。まず、各行政区の粗大ごみや、分別ゴミの方法を確認。その日に向けて、不要な家具家電などを準備することがポイントです。すぐに捨てられないからと、なんとなく引っ越し前から使っていたものを住まいの中に置きっぱなしにしているものありませんか?
  • 「しまう。」
    収まりきらないからと、新たな収納家具を買うのは本末転倒。「減らす。捨てる。」をしても入りきらず、それでも季節ごとなどで必要なものは「預ける。」というしまい方をしてみましょう。但し、こちらも1年以上出し入れしない場合は、不要なものなのかもしれませんね。

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