感動リフォーム

私たちのリフォームストーリー 第5回
「壁を取り払い、明るくモダンで 開放的なLDKが生まれました。」

将来的に2階を使わずに生活できるように、戸建ての1階部分の間取りや内装をリフォームされたK様ご夫妻。寝室として使えるスペースも作り、一生、安心して暮らせる住まいになりました。

施主様:K様

物件タイプ/戸建て(注文住宅) 築年数/29年 延床面積/150.93㎡ リフォーム費用/約1300万円 リフォーム内容/間取り変更、内装リフォーム 設計・施工/三菱地所ホーム

━━今回のフルリフォームで実現させたかったポイントを教えてください。

K様 以前は1階に寝室がありませんでした。将来的に1階と2階を階段で行き来する生活が大変になるかもしれません。ですので、今のうちに1階だけで生活ができる準備を整えておきたいと考えるようになりました。リビングを引き戸で間仕切りすれば、寝室ができるシカケを作りました。

━━ダイニングキッチンも大きく変更しました。

K様 海外での生活が長かったこともあり、28年前にアメリカから帰ってきたばかりのタイミングでこの家を建てた際は、アメリカンスタイルの独立したイートインキッチンを作り、家族はキッチンで過ごしていました。そして隣に独立したフォーマルダイニングを作りました。来客と食事をするためのダイニングです。

現在は子どもも成長し、私たちのライフスタイルが変わってきましたので、イートインキッチンとフォーマルダイニングの間の壁を取り払い、ひとつの空間にしたいと思うようになりました。ところが、他社に相談に行ったところ、構造上、壁を取ることはできないと言われてしまったんです。

━━当社だけが、ご希望通り、壁を撤去できますという回答だったのですね。

K様 そうなんです。新築した際の構造図が手元になかったので、他社からは「構造図がないと壁が撤去できるかどうかわからない」と消極的な回答ばかりでした。希望が叶えられないかもしれない、と不安を抱いたのですが、唯一、三菱地所のリフォームだけが親身になって相談に乗ってくださったのです。そして、設計士さんと一緒に家を見に来てくださり、梁で補強すれば壁を取れますと提案いただいた時は、心底ほっとする思いでした。ダイニングとリビングの間の壁も、できるだけ短くしていただけることになり、希望通りの広々とした空間を作ることができました。

━━壁を取り払うために、梁を新設しました。

K様 もともと天井が高かったこともあり、ほとんど気づかない程度のボリュームです。この梁のおかげで広々としたダイニングキッチンが実現できたと思うと、とてもありがたいですね。リビングには寝室として使えるスペースが生まれましたし、孫が遊びに来たときも元気いっぱい遊んでくれます。

今回、2階はリフォームしませんでしたが、2階に上がる階段の壁を撤去し、抜け感のあるアイアンの手摺りに変更しました。このリフォームで玄関ホールに広がりが生まれました。

━━念願のアイランドキッチンが完成しました。

K様 リフォームの際に収納スペースを減らしたので、モノはかなり断舎離したのですが、それでも手持ちのA4サイズの書類を収納するスペースをどこかに作る必要がありました。検討の結果、アイランドキッチンのカウンター内がベストだということになりました。そのため、キッチンは細かなカスタムに対応できるクチーナを選びました。

アイランドキッチンの天板は火にかけた鍋をそのまま置いても大丈夫なステンレスにしています。キッチン内の壁紙は、汚れても拭き掃除ができる素材にしました。

━━アイランドキッチンの深みのあるグレーが素敵です。

K様 どの色がよいかずいぶん迷いましたが、結果、このグレーにして良かったです。ダイニングテーブルは、グレーのキッチンに合うツートンカラーのものを合わせました。ダイニングの窓下の棚はもともとあったものですが、キッチンに合わせたグレーの面材を貼っていただきました。

ダイニングテーブルの上のペンダントライトのコードは、余分をカットしてすっきり見せてくださいました。アイランドキッチンの上は、照明器具を増やせるダクトレールにしました。ペンダントだけでは少し暗かったので、後からスポットライトを追加しています。

他にも、照明をとりつける位置や、換気扇の高さ、床下収納の場所、冷蔵庫前の動線など、なかなか気づかない細かな点までプロの目で判断して対応いただき、とてもありがたかったです。

━━リフォーム前の木目調の重厚なインテリアから、白を基調とした明るくモダンなスタイルになりました。

K様 リフォームでガラリと印象を変えたかったので、濃い色はできるだけ減らそうと思っていました。フローリングを明るいトーンのものに変えたら、かなり部屋が明るくなりました。

以前から持っていたアンティークの家具をいくつか合わせていますが、モダンな空間にしっくりと収まっています。リビングにある鹿の剥製は、NYのアンティークショップで買った1880年前後のものです。

そして、新しくDIMPLEXの電気暖炉を設置しました。
壁紙にもこだわっていまして、昼間はあまりわかりませんが、夜、間接照明にすると、表面に陰影が生まれてとても美しいです。

━━今回のリフォームを終えて、感想はいかがでしょうか。

K様 わたしたち世代の友人でリフォームをしている方はとても多いです。わたしたちも、年齢を重ねていくとリフォームそのものが億劫になるかもしれない、早くリフォームすればその分長く新しくなった家を楽しめるとも思い、フルリフォームに踏み切りました。

壁を抜かなければ実現できなかった、ダイニングキッチンのリフォームも、1階に寝室を作っておきたいという希望も、三菱地所のリフォームのご尽力のおかげで叶えられ、とても満足しています。現場監督の方、インテリアコーディネーターの方、そして営業のご担当の方、皆様の心配りがありがたく、気持ちよくリフォームを終えることができました。ありがとうございました。

◎営業担当からのご提案
三菱地所ホーム リフォーム第三事業部 営業第一グループ 村松 雅之

将来的に1階に寝室を作れるスペースを用意しておきたい。そして、クローズのキッチンをオープンにしたい。この2点が、K様が主にリフォームでかなえたいご希望でした。一番の課題は、壁をいかに短くするかということでした。設計士と共に建物を拝見すると、梁で補強すれば、壁を撤去できるとわかりました。

今回はK様が生活されている中での2ヶ月に渡る工事だったため、現場監督を誰に依頼するのかもポイントでした。とくに奥様は日中お宅にいらっしゃるのでストレスがかからないよう、細やかな配慮ができる女性の方に現場監督をお願いしました。彼女はキッチンの換気扇の高さや、床下収納の位置など、女性目線ならではの提案もしてくださいました。

また、キッチンとダイニングの家具の統一感を引き出すインテリアにするため、ご夫妻のお好みを形にすることが得意なインテリアコーディネーターを手配致しました。家具のようにカスタマイズができるキッチンをセレクトし、色を選んでいただく際にはショールームまでご一緒し、光の当たり具合でどのように色が変化するのかを見ていただきました。

設計士、インテリアコーディネーター、そして工事を監理する現場監督……、私はリフォームというプロジェクトのリーダーとして、お客様のお住まいを最高なものに仕上げられるスタッフを、パズルのように組み合わせて進行し、お客様のご要望に応えたいと常に考えています。

多くの人にとって、リフォームは人生の中において、そう何度も経験するものではないと思います。そんなリフォームという貴重な機会に、三菱地所のリフォームが寄り添い、私どもの豊富な知見がお役に立つことができれば大変うれしく存じます。



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