ニッポン、心と心をつなぐ旅

北海道・倶知安町のレストランでしか食べられない、「倶知安じゃが 五四〇」

北海道の新千歳空港から車で約2時間。支笏湖をなぞるようにしてニセコ町方面へと車を進める。羊蹄山を超えてすぐにたどり着くのが、倶知安町(くっちゃんちょう)である。この倶知安町には、この場所でしか食べられない〝奇跡のじゃがいも〟があるという。
生み出したのは、じゃがいもの卸業を営む本間松蔵商店の4代目・本間浩規(ほんま・ひろみ)さん。熟成させたじゃがいもが「これまでにない甘み」と偶然発見したという。そして、これを「五四〇」というブランドとして販売することを強く勧めたのが、本間さんの知人であり、料理人の村井弘治(むらい・こうじ)さん。お二人に、「五四〇」に込めた想いと、おいしさの理由を聞いた――。

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