中古マンション選びのコツ

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中古マンションの見学の仕方
~押さえておきたい6つのポイント~

今回のコラムでは、中古マンションの見学の仕方をご紹介させていただきます。

(1)まずは1件見学してみよう

中古マンションの場合、売主が個人の方が多くまだ実際に住んでいる場合が多いですが、まずは手近な空室の物件(オープンルーム開催物件等)物件を見てみることをお勧めします。

  • オープンルームとは、住宅を販売する形態の一つで、簡単にいうと「現地即売会」のようなものです。実際に売りに出されている物件を、購入検討者が自由に見学できるように時間を区切って解放するものです。

(2)1件だけでなく、何件か物件見学して比較してみよう

マンション選びを成功させるには、複数の物件を見学して、比較検討することが大切です。複数の物件を見ることで、相場観や、それぞれの物件のメリット・デメリットが読み取れるようになってくると思います。一方、1件だけ見て「衝動買い」すると、購入後に後悔することにもなりかねません。

(3) 朝と夜など、時間帯を変えて、何回か見学してみよう

いくつかの物件を見学し、購入を検討する物件が絞られてきたら、もう一度物件見学に行ってみましょう。交通量や防犯面などを確認するため、朝や夜など、時間帯や曜日を変えて見学に行くことをお勧めします。

(4)自分の理想の暮らしを本当に実現できるか細かく確認

2回目以降の見学では、1回目よりもさらに細かく確認を行ってみましょう。「自分の理想の暮らし」のリストを思い出し、本当にこの物件で、自分がしたい暮らしを実現できるかチェックしていきましょう。置きたい家具があるなら、メジャーを持参して、本当に置くことができるか確認するのもいいでしょう。

(5)自分にとってのデメリットを克服できますか?許容できますか?

「条件に合わない点が一つだけある・・・」という時には、それを解消する方法がないかも考えてみましょう。例えば子供部屋の数の問題なら、リフォームして部屋数を増やせないか?仕切り家具で2つに分けて使うという手もあります。逆に「条件は良いが、なぜか好きになれない」というような感覚も大事にしたいですね。最終的には、自分が納得できる住まいを選ぶようにしましょう。

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(6)物件見学で活用したいツール&持ち物

物件見学の前に、チェックシートをつくっておけば、見学後の比較検討に有効です。チェックしたいポイントを書き出し、自分なりの評価を数値にする欄や、感想を自由に書き込める欄を作っておいてもいいでしょう。尚、物件資料と、見学した内容を忘れないようにメモできる筆記用具があれば、特に必要なものは、ありませんが、準備しておいた方が便利なものはいくつかありますので、必要に応じてご準備ください。

  • 物件見学チェックシート(ノートやアプリ利用の物)
  • 物件資料(間取り図は、特に書き込めるよう準備しておくと便利)
  • 周辺地図(少し広範囲の物がよい)
  • デジカメ(撮影しておけば、後で確認できる)
  • コンパス(開口部の向きを正確に確認できる)
  • メジャー(家具のスペースなどを測る)

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